見出し画像

【経営者向け】締め切りは必ず守るもの。というカルチャーがチームを強くする

締切と聞くとどのようなイメージでしょうか?
プレッシャーを感じるでしょうか?
そして、あなたの組織における締切とはどのような認識がされているでしょうか?
努力目標といったイメージになっていないでしょうか?
今日は、締め切りを思い切って必ず守るもの。というルールを徹底する工夫について考えてみます。
この記事も結論から書きます。

  • 締切無法地帯では連鎖的に仕事が遅延する

  • そもそもタスクは可視化すべし

  • 締切は必ず設定すべし

  • 締切は自分で宣言するようにすべし

  • 締切を活かせばスピードアップできる

それでは一つ一つ説明していきます。


締切無法地帯では連鎖的に仕事が遅延する

ウチは信頼に基づいて仕事をしている。という組織は多いかと思います。
しかし、締切に対する認識は人それぞれ違います。
努力目標と考える人もいれば、絶対に守られるべきもの。と考える人もいます。
そういった暗黙の了解や認識は、新入社員時代から同じ研修を受け、同じ釜の飯を食べて働いている企業における仲間でない限りは、機能しません。
上記のような締切無法地帯が組織カルチャーとして出来上がっている場合、

  • メンバー一人一人の仕事はいつ終わるかわからない

  • タスクは脳内管理されて、実行されずに忘却される

  • 締切も守られずに、重要なタスクが放置・忘却される

ということが起きます
この状態が組織に蔓延している状況、恐ろしくないですか…
流動性がある複業時代・転職回数も多い時代においては、締切についての考え方やルールは明文化しておくことが大事そうです。
以下では明文化のポイントを書いていきます。

そもそもタスクは可視化すべし

組織的な仕事において、目指すべきゴールや方向性があるとした場合、タスクは会議やチャット、電話、さまざまな場所で発生します。
そのタスクを脳内で管理することはやめる
というルールを作ります。
タスクに基づいて実績評価をするという人事システムを設計してモチベートしても良いかもしれません。

締切は必ず設定すべし

タスクを作成するときに、絶対に実行が必要なものに関しては締切を設定するようにルールを決めます。
締切(デッドライン)にはいくつかあります。

  • まず、ここまでに着手しないといけない。または、やるかやらないかを意思決定する。という期限である開始のデッドライン

  • そして、完了のデッドライン

この2つの期限を意識することが大切です。

締切は自分で宣言するようにすべし

人に締切を決められないと動けない人は、自分自身の自己タスクの締切管理も出来ない可能性が高いです。

そして、自己タスクの締切管理がない状態では、見積もり能力は育成されません。

さらに、人から、締め切りを設定される受動的であり、能動的に動ける組織を目指す上では望ましくありません。

指示待ち人間たちの組織なんてぞっとしますよね。

そして締切を宣言するが良いのは、それ自体がモチベーションになることです。宣言は仲間に向けての発信になるので、それを守らないことは良心が痛むものなのだ、頑張る理由になるのです。

ただ、自分で宣言する形にすることに加えて、適切な速度感についての期待も伝えることが大事です。

例えば1日で出来る仕事を怠惰のために10日で見積もるといったことは仕事の倫理観としては問題がありますよね。

締切を活かせばスピードアップできる

締切について私自身、ネガティブな感情を抱くことが多かったのですが、締切をツールとして考えると見え方が一変します。

締切は守るものだというルールと自分で宣言した締切は、自分たちが目指す場所への到達を早めてくれる効果があるので、ぜひツールとして活用すると良いです。

いかがでしたでしょうか。
締切というツールを駆使して、より良い未来を掴み取る参考になりましたら幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

私たちは共同タスク管理システム「PATHWORK(パスワーク)」を運営しています。
プロジェクト運営や共同タスク管理をもっと効率化したい状況に、とてもおすすめです。
無料プランもありますので、ぜひご利用してください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?