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3月13日(日)フィリーズレビュー、金鯱賞、アネモネS、東風Sの予想 ‐無料‐

はじめてご覧になる方へ
同じ季節、同じコースやレースで何度も好走する馬こそ「リピートホース」です。これは人知のなせる業か?はたまた人知を超えた馬の本能でしょうかか?こうした「リピートホース」を独自の手法で狙い撃ちします。
予想で重視するファクターは「前走」ではなく「前年」なのです。

2022年の予想成績
今年のリピートホースの成績は下記から


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フィリーズレビュー

桜花賞トライアル、過去10年の勝ち馬ですでに重賞勝ちがあったのは2頭だけとチャレンジレースの色合いが濃いが、重賞勝ち馬自体の出走が少なく、過去10年の重賞勝ち馬の成績は【2‐1‐1‐6/10】で複勝率は40%
一方で、7頭に右回りの芝1400で勝ち鞍があったので、距離巧者であることが重要か?

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#フィリーズレビュー  過去10年の好走馬プロファイル

牡馬混合の芝1400以上の1勝クラスで①着」もしくは「芝のOP・重賞で①着」があった馬は【4‐5‐5‐37/51】で複勝率28%

21年②着 ヨカヨカ(フェニックス賞)
19年③着 ジュランビル(万両賞)
17年①着 カラクレナイ (万両賞)
17年②着 レーヌミノル(小倉2歳S)
16年②着 アットザシーサイド(秋明菊賞)
16年③着 キャンディバローズ(ファンタジーS)
15年②着 ペルフィカ(こぶし賞)
15年③着 ムーンエクスプレス(秋明菊賞)
14年①着 ベルカント(ファンタジーS)
14年②着 ニホンピロアンバー(秋明菊賞)
14年③着 エスメラルディーナ(ジュニアC)
13年①着 メイショウマンボ(こぶし賞)
12年①着 アイムユアーズ(ファンタジーS)
12年②着 ビウイッチアス(カンナS)
12年③着 プレノタート(1勝クラス)

該当馬の年別成績(①着‐②着‐③着‐着外/合計)

21年 0- 1- 0- 4/ 5
20年 0- 0- 0- 4/ 4
19年 0- 0- 1- 3/ 4
18年 0- 0- 0- 5/ 5
17年 1- 1- 0- 2/ 4
16年 0- 1- 1- 2/ 4
15年 0- 1- 1- 4/ 6
14年 1- 0- 1- 6/ 8
13年 1- 0- 0- 3/ 4
12年 1- 1- 1- 4/ 7

・18年、20年以外は毎年好走。
・当日3人気以内の関西馬は【3‐3‐2‐6/14】で複勝率57%

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今年の該当馬

#アネゴハダ
・前走1勝クラスの阪神芝1400で①着がある。
・阪神芝1400は【1‐0‐0‐1/2】で着外はファンタジーSで⑤着だった。

#キミワクイーン
・2走前に1勝クラスの東京芝1400で①着がある。
・芝1400は【2‐0‐0‐0/2】でパーフェクトだが、ともに東京コースなのがどうか?

#ナムラクレア

・小倉2歳S、フェニックス賞で①着がある
・阪神芝1400はファンタジーSで②着がある。
・前走阪神JFで⑤着以内だった馬は、過去10年で【1‐2‐1‐0/4】でパーフェクト。
・「人気の関西馬」は成績安定。

#サウンドクレア
・母のサウンドバリアーは10年の①着馬で血統該当馬。
・阪神芝1400は初も、引っかかるタイプで短縮は向きそう。

#サブライムアンセム
・祖母のハッピーパスは、01年の②着馬で血統該当馬。
・前走は繰り上がりでの勝利も、これも癖馬で引っ掛かるタイプで短縮&ペースアップは向きそう。

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#阪神11R の結論

◎ナムラクレア

芝1400での勝ち鞍はないが、前走阪神JFでも0.5秒差と実績は断然。
休み明けも調整に抜かりなし。

今年の出走馬で右回りの芝1400で勝ち鞍があるのは、○アネゴハダだけ。
小倉2歳S、ファンタジーS、阪神JFとナムラクレアとは勝負付けが済んでいるが。

▲サブライムアンセムは、前走芝1600を上り1位で勝っていた馬は過去10年で【3‐1‐0‐0/4】とパーフェクト。


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金鯱賞

17年から3月開催に。
過去5年の勝ち馬はすべて既に重賞勝ちがあり、サートゥルナーリア以外は左回りコースを含む、②着馬も3頭が重賞勝ちがあり、すべて左回りコースを含んでいた。

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#金鯱賞  過去5年のリピートホース

18年②着 サトノノブレス(16年に中日新聞杯で①着)
17年①着 ヤマカツエース(15年にファルコンSで③着)

該当馬の年別成績(①着‐②着‐③着‐着外/合計)

2021年 0- 0- 0- 1/ 1
2020年 該当馬なし
2019年 0- 0- 0- 1/ 1
2018年 0- 1- 0- 2/ 3
2017年 1- 0- 0- 3/ 4

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今年の該当馬

#アラタ
・2回中京は、昨年1勝Cで②着がある。
・そこから4連勝して、前走は初重賞挑戦も③着
・中京芝2000は2走前にケフェウスS勝ちがある。

#ギベオン
・昨年の同レースで①着がある。
・中京芝2000は【2‐0‐0‐3/5】
・右→左は【2‐1‐0‐3/6】も、着外3回は0.9秒差以内。

#サンレイポケット
・2回中京は、20年に2勝Cで①着がある。(当時は1回中京)
・中京芝2000は【2‐0‐0‐2/4】で、昨年の同レースは⑥着
・前走は右回りのG2で③着と力をつけているが、右→左は【3‐1‐0‐0/4】でパーフェクト。
・重賞は左回りの新潟大賞典勝ちがある。

#ポタジェ
・昨年の同レースで③着
・中京芝2000はそれ以来も、左回りの芝は【1‐2‐2‐1/6】で着外は天皇賞で⑥着。
・重賞勝ちはないが、左回りの新潟大賞典で②着、毎日王冠で③着がある。

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#中京11R の結論

◎サンレイポケット

今年の出走馬で左回りの重賞勝ちがあるのは、ギベオン、サンレイポケット、シャドウディーヴァ、ショウナンバルディの4頭。
大阪杯というタイプではないだけに、前走を叩いてここが勝負だろう。

4連勝中の○ジャックドールは、初重賞挑戦になるが、前走の東京芝2000を1分57秒台は天皇賞・秋の勝ち馬レベル。開幕週、良馬場も良い。小細工なしに逃げてほしい。

好枠を引いた▲ポタジェ△ソフトフルートの左回り巧者は一緒に来てくれれば馬券的においしいが。

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アネモネステークス

桜花賞トライアル、1勝馬が多数出走するが、過去10年の勝ち馬のうち4頭は2勝馬だった。

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#アネモネステークス  好走馬プロファイル

「芝1400以上の2歳新馬で①着があるキャリア2戦以上」の馬は、過去10年で【6‐3‐2‐24/35】で複勝率31%

21年①着 アナザーリリック(新潟芝1600)
20年①着 インターミッション(中山芝1600)
20年②着 フィオリキアリ(東京芝1600)
20年③着 フェルミスフィア(東京芝1600)
19年①着 ルガールカルム(中山芝1600)
18年③着 ノーブルアース(新潟芝1600)
17年①着 ライジングリーズン(中山芝1600)
15年①着 テンダリーヴォイス(東京芝1600)
15年②着 メイショウメイゲツ(新潟芝1400)
14年②着 ニシノミチシルベ(中山芝1600)
13年①着 クラウンロゼ(東京芝1600)

該当馬の年別成績(①着‐②着‐③着‐着外/合計)

21年 1- 0- 0- 1/ 2
20年 1- 1- 1- 1/ 4
19年 1- 0- 0- 3/ 4
18年 0- 0- 1- 2/ 3
17年 1- 0- 0- 2/ 3
16年 0- 0- 0- 3/ 3
15年 1- 1- 0- 2/ 4
14年 0- 1- 0- 3/ 4
13年 1- 0- 0- 2/ 3
12年 0- 0- 0- 5/ 5

・12、16年以外の8年で好走している。
・好走馬は14年のメイショウメイゲツ以外は1600での新馬勝ちしていた。
・前走二桁着順だった馬は【0‐0‐0‐5/5】で除外できる。
・当日3人気以内なら【5‐2‐1‐5/12】で複勝率67%

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今年の該当馬

#アンクロワ
・中山芝1600の新馬で①着がある。
・前走はひいらぎ賞で③着。
・近親のアンブロワーズは05年の③着馬で血統該当馬でもある。

#オルコス
・中山芝1600の新馬で①着がある。
・前走はつわぶき賞で⑨着

#ビジュノワール
・中山芝1600の新馬で①着がある。
・前走はフェアリーSで③着

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#中山11Rの結論

◎アンクロワ

前走のひいらぎ賞の走破タイムはフェアリーSのライラックと同じ、時期は違うが同じ馬場差だった。
2回中山の芝でモーリス産駒は【3‐1‐1‐9/14】で複勝率36%、芝1600に限れば【2‐0‐1‐2/5】で複勝率60%で、2勝はNF生産馬。
小柄な牝馬なので天栄帰りなのも良い。

○ビジュノワールも、NF生産馬で天栄帰り。
中山芝1600で新馬勝ちはアンクロワと同じで、該当馬は過去10年【3‐1‐0‐4/8】で連対率50%

▲ウィズグレイスは、未勝利戦はレコード勝ち、前走のセントポーリア賞は牡馬相手に②着、牝馬同士なら上位かもしれないが、好走はともに東京なので不安もある。


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東風ステークス

OPの芝1600は過去10年同じ、施行日も6日目で変わらない

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#東風ステークス  過去10年のリピートホース

21年①着 トーラスジェミニ(20年に幕張Sで①着)
20年②着 アストラエンブレム(19年の同レースで②着)
20年③着 サーブルオール(18年に美浦Sで①着)
17年②着 ダイワリベラル(15年にスピカSで②着)
16年①着 インパルスヒーロー(15年の同レースで③着)
16年③着 ミュゼゴースト(15年に1勝Cで②着)
15年①着 クラリティシチー(14年にスプリングSで③着)
15年②着 シャイニープリンス(14年の同レースで①着)
14年③着 ミッドサマーフェア(12年に黄梅賞で③着)

該当馬の年別成績(①着‐②着‐③着‐着外/合計)

21年 1- 0- 0- 3/ 4
20年 0- 1- 1- 7/ 9
19年 0- 0- 0- 4/ 4
18年 0- 0- 0- 6/ 6
17年 0- 1- 0- 3/ 4
16年 1- 0- 1- 6/ 8
15年 1- 1- 0- 4/ 6
14年 0- 0- 1- 2/ 3
13年 0- 0- 0- 4/ 4
12年 0- 0- 0- 2/ 2

 
・過去10年のリピーターの全成績は【3‐3‐3‐41/50】で複勝率20%で、12~13年、18~19年を除く6年で好走がある。
・単勝7.0~9.9倍だった馬は【2‐1‐2‐6/11】で複勝率46%

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今年の該当馬

#アオイクレアトール
・2回中山は、昨年1勝Cで①着がある。
・中山芝1600は【1‐0‐1‐0/2】でパーフェクト。

#ボンセルヴィーソ
・昨年の同レースで②着がある。
・中山芝1600は【0‐2‐4‐2/8】で複勝率75%、好走の4回は重賞でのもの。
・前走のニューイヤーSも57キロで③着と、8歳も衰えは感じない

#ルフトシュトローム
・2回中山は、20年に1勝Cで①着がある。
・中山芝1600は【3‐0‐0‐2/5】で、全3勝がこのコース。
・3連勝でNZLトロフィーを制したが、近6走は二桁着順が続く、キンシャサ産駒は早熟傾向がある。

#サクセッション
・2回中山は、20年のスプリングSで③着がある。
・中山芝1600は【2‐0‐0‐2/4】で着外は昨年のこのレースと前走のニューイヤーS、ただ前走は去勢明け

#エメラルファイト
・2回中山は、19年のスプリングSで①着がある。
・中山芝1600は【0‐0‐0‐4/4】

#ワーケア
・2回中山は、20年の弥生賞で②着がある。
・中山芝1600は初。
・20年のダービーでルメールが選んだ馬だが、半年以上ぶりの馬は過去10年で【0‐0‐1‐8/9】で、好走は17年のロジチャリスだけ…

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#中山10R の結論

◎アオイクレアトール

過去5回リピート機会があって4回好走しているリピーター。前走はリピート失敗も重賞だった。O1回東京→2回中山は3年連続のローテで、過去10年の③着以内計30頭には前走は重賞組が13頭いてすべて④着以下だった。

○ボンセルヴィーソも、過去8回リピート機会があって5回好走している現役屈指のリピーター。中山は2回ともに成功させている。

▲グラティアスは、前走はジャックドール、アドマイヤハダルの③着、1600は初も、姉はレシステンシアだから案外向きそう。過去10年の③着以内計30頭中10頭は前走からの距離短縮だった。


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