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repairable / repairability

修理やサステナビリティについて調べていたら、遭遇するワードがあります。

それは"repairable"です。
repair + ableなので、「修理できる」って意味です。

そして「修理可能性」の事を"repairability"と言います。

単に生活者が「修理したい」、「修理して欲しい」と思っても、それが「修理可能(リペアラブル)」で無いと、その要望も満たす事が出来ません。

つまり、作り手が「リペアラブル」なものを作れるかどうかにかかっています。

もし作り手が「リペアラブル」なものを作ってくれれば、自分で修理して長く使う人も増えてくるのではと思います。

リペアラブルなスマートフォンを提供するスマホメーカー"Fairphone"

そんなリペアラブルなスマートフォンを提供する企業がオランダアムステルダムにあります。

Fairphone(フェアフォン)
https://www.fairphone.com/en/

下記の写真のように誰でも解体出来て、部品の交換が可能になります。
故障した部品そのものを修理できるかは状態によりますが、基本的に全ての部品が"交換"という方法での修理が可能で、通常の修理の出来ないスマートフォンより長く使用する事が出来ます。


Fairphone webサイトより


交換は修理なのかどうか

Fairphoneのパートを書いていて、ふと思った事がありました。
そもそも「交換」というのは、修理なのだろうか・・・と。
でも結論として「修理」だという整理をしています。

洗濯機や電化製品の修理もよくある話です。
動かなくなったので診てもらうと、「部品の交換が必要です」となって、部品の交換をしたら動く様になり、買い替えをせずにそのまま使い続ける。

それと外科手術も同じような事象だなと思います。
例えば、腎臓の移植だったり、輸血だったり。
外からの部品をそのまま入れ替える事によって生命を維持する。

そう考えると交換も修理だな・・・と思っています。


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