shin-san :大事に使うのススメ・ 修理のススメ(あらゆるモノをずっと使う)

修理のススメ(Phase1:修理について多面的に考える) 「あらゆるモノを修理してずっ…

shin-san :大事に使うのススメ・ 修理のススメ(あらゆるモノをずっと使う)

修理のススメ(Phase1:修理について多面的に考える) 「あらゆるモノを修理してずっと使う」為に、世の中の様々な修理を発信していく サーキュラーエコノミー思考(Circular Economy Thinking)

最近の記事

金継ぎのススメ

今回は、日本古来の修復技法、「金継ぎ」のご紹介したいと思います。 金継ぎとは、壊れた陶磁器を修復するための技法の一つで、文字通り金粉や金箔で継ぎ接ぎするというものです。ただし、これは単に器を直すだけでなく、その割れ目を際立たせ、美しさを引き立てるアートの一形態でもあります。金継ぎは、壊れた器に新たな命を吹き込み、その歴史と物語を持つ器をさらに美しく、価値あるものに変えるのです。 金継ぎはリペアでありながら、アップサイクルの側面を持つ器をリバイブさせる方法とも言えます。(ア

    • 世の中のリペア意識が高まると嬉しい修理ビジネス

      当たり前ですけど、世の中のリペア意識が高まると、修理を依頼が増えます。 こんな記事がありました。 パタゴニアはサステナビリティの先頭を行く企業。 出来る限り長く使ってもらいたい信念から、修正を進めています。 そして、その信念が伝わり修理が増えると、パタゴニアの体制では追い付かなくなる。 というかそもそも修理が本業ではないので、そこは修理をする企業と提携する。 今までもちろん、修理をする企業というのは沢山あったけど、「大量購入・大量廃棄」の時代は、修理するくらいなら、

      • "repairable"ってワード

        repairable / repairability修理やサステナビリティについて調べていたら、遭遇するワードがあります。 それは"repairable"です。 repair + ableなので、「修理できる」って意味です。 そして「修理可能性」の事を"repairability"と言います。 単に生活者が「修理したい」、「修理して欲しい」と思っても、それが「修理可能(リペアラブル)」で無いと、その要望も満たす事が出来ません。 つまり、作り手が「リペアラブル」なものを

        • 「修理」で検索して、観えた事

          修理で検索してみるとスマホの修理 PCの修理 家電の修理 がほとんどですね。 「そもそも自分で直せない」代物なので、ニーズがあるしそのニーズに応える為に窓口が多いのですが、生活者側からすれば「修理して長く使いたい」というマインドは一定あるのかなと思います。 もちろん「高い買い物だから」という経済合理性もあります。 それでも「高いモノだからこそ、大事に使って長く使おう」という意識はとても良いなと思います。 修理マインドを醸成すべきは中低価格帯のモノ中低価格帯は、やは

          修理を調べれば調べる程、"大事に使う"に行きつく

          テフロン加工フライパンで気づかされた事テフロン加工フライパン。 どうやったら買った当時のように水や油をはじく様になるのか。 と修理目線でいろいろ調べてみると、 "テフロン加工のフライパンの扱い方" のような記事に行きつく。 テフロン加工のフライパンは、「大事に使う」の象徴的なモノです。 使い方を間違えるだけで、直ぐにダメになってしまう。 少し調べて見るといくつか見つかりました。取り扱いのサイト。 その一つがこれです。 と記載があり、さらに、 という記載もあります。

          修理をするより大事になのは、大切に使う事

          これは私が日々使っているイヤホンです。 片方のイヤホンから、音が出なくなりました。 原因は、USB部分とケーブルの接触部分の断線です。 どこで修理したら良いのか・・・を考えましたが、これを修理するのは手間とコストを考えると割に合わなすぎる。そして自分で直すスキルもない。 これで思ったのは、「全ての物が修理できるわけでない」という事です。もちろん、時間とコストをかければ修理する事は可能でしょう。ただ現実的で無い。 そして、修理をして長く使う事も大事ですが、もっと大事なの

          リペアイベント「DO REPAIRS」@キャットストリート

          やはり複数のお店・企業・人が力を合わせると、大きな流れになる。 次回、開催時には現地に行ってリペアを体感したい こういうイベントが各地で起これば素敵な世界なのにな・・・

          リペア・カフェ(東京地域の状況)

          オランダ発祥のリペア・カフェ 定期的に開催されるイベントでは、様々なモノが修理出来る場となる リペア・カフェの検索ページを見ると東京地域に2件あり。 千駄ヶ谷と上池袋との事 千駄ヶ谷 Facebookを見ると2016年頃から活動が休止しているようだ・・・ 上池袋 上池袋もFacebookを見ると2019年で活動が止まっている。 こちらはコロナの影響なのであろう。

          サーキュラーエコノミー思考のススメ

          修理する事は、モノを長く使い続ける為に必要な手段です。 サーキュラーエコノミー思考で考えると、修理が重要な事が分かります。 "モノが役目を終える時の事"を考えるサーキュラーエコノミー思考は、モノを生み出す企業側、モノを使う生活者側の両方に必要な思考です。 この世の中の企業・生活者の全てがサーキュラーエコノミー思考になった時、世の中は完全なるサステナビリティの世界になります。 サーキュラーエコノミー思考とはリニアエコノミーとは まずサーキュラーエコノミーの対となる言葉が

          大好きな靴の靴底に穴が空いたらどうするか

          靴の修理について靴はアッパー(甲の部分)とソールで明らかに消耗の度合が異なり、ソールが減ってもアッパーは全く問題無いという状況が良くある。 アッパーが使えるのに底がすり減っただけで、捨ててしまうのはもったいない。 靴こそ修理をする事によって、長く使い続ける事が可能です。 靴の修理の選択肢靴の修理は、2パターン ① 自分で修理するか ② 専門家に頼むか 専門家に頼む場合の例靴の修理専門店に頼む apego(東京五反田) 靴修理チェーン店に頼む ミスターミニット オン