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エゴは自己中心とはまた違う

最近、私はスポーツの記事を書くと『エゴ』という言葉を書くことが多いです。

エゴというと悪い意味で使われています。

自己中心的で、全く相手のことを考えていない。

こんなイメージでしょうか。

NBAをはじめ、世界のスポーツを見ていたら考え方が変わりました。

現実離れしているサッカー漫画、ブルーロックのアニメ映画を見たときにも出てきました。

エゴを引き出さないと、本当の意味で勝負はできない。

世界のスポーツを見ていると感じます。

世界のスポーツでは、エゴイストの集まりです。

自分がやると強い意志を持って、積極的に行きます。

エゴイストと自己中心的というのは、ちょっと違うと思っています。

エゴイストは自分がどうするかを決めたら、それを貫き通す。

自分ができないなら、得意な仲間に託す。

それが本当のエゴイストという私の考え方です。

自分がどうしたいか。自分ができないことにどうするか。

もちろん、自分で克服することも良いでしょう。

だけど、すぐに克服できるものではない。できないことを自分のものにするには時間がかかる。

それならば、自分が克服できるまでは、自分が苦手なものを得意とする仲間に託せばいい。

世界のスポーツでは、そんな感じがします。

実際、NBAでもそうですし。全員が『俺が』の精神なんです。

日本人にはエゴイストが足りないです。

気を遣っていますからね。

パスをするにも気を遣いますし。

でも、それはパスをしたほうが悪いのではなく、どんなパスでも取れるようにすることも求められる。

だから、パスミスをしたとき、パスを受け取る側も責任があるということ。

この意識、日本人は少ないです。

会社でもそうですよね。

年齢、先輩、後輩で、気を遣って相手が悪い思いしないようにしようとするから。

本来は年齢、先輩、後輩は関係ありません。

自分がどうしたいのか、もっと、エゴイストな部分を出しても良いと思うんですよね。

自分が得意でないもの、苦手なもの、できないものに関しては、しっかり仲間に託す。

何度も言いますが、ここが、エゴイストと自己中心的な考え方の違いだと思います。

自己中心的は仲間に託すこともしませんから。

独裁者的な感じですかね、私の自己中心的な考え方は。

俺がやるという強い精神で失敗を恐れずなら良いのです。

ただ、指示するだけの人間は、俺がやるという精神はないので、自分のできることもやらないので、これも自己中心的になるのかもしれないですね。

スポーツに関しても、会社に関しても、日本人は、もっとエゴを出していいと思います。

ただし、相手の得意なこと、できること、できないこと、しっかり把握することは必要です。

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綴玲央
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