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「ま」は「ママは」で話し始める

おいしょ。っと、ふう、今日もこんにちは

「あなたっていつもそう」
「あなたってそういうところがあるわよね」
「あなたってこの前もこうだったし」

のおおおおおおおお!しんどい、言われたらしんどいやつ

わたしの場合はこれを親に言われて育ってきた

「あなたってなんでも中途半端よね」
「あなたってちょうどいいがないわよね」
「あなたってこの前もお手伝いを頼んだらトイレに行き出して……」

何だか幼い頃にずっと言われ続けてきた言葉がこびりついている

ワタシッテダメナニンゲンダ
(もれなく自己肯定感down↓チーン)


I メッセージ と YUOメッセージ

「あなた」= YOU

を主語にすると相手への不満が爆発するわするわ、そして過去をも引きずってくるわ

知らないうちに愛する我が子に不満をぶつけそうになったり
否定しそうになったら

これが原因かもしれないのです

わたしの母も悪気があったわけではないでしょう
それしか伝え方を知らなかったんだ


「わたし」= I

を主語にして話し出すと、自分の気持ちを伝える話し方になり

「わたしはこうしてほしいのよ」
「わたしはこう思うんだけど、どう?」

という、とてもいい感じの

提案

になりやすいので相手に不満をぶつけるでも
相手を否定するでもないコミュニケーションをとることができるわけです

ふなこ、これを知って感激しました
ふなこ、母に少し優しくできるような気がしました



「ママはそれ、嫌だよ」

0歳〜5歳までほぼこれ一本で
筋を通してきた叱り文句

・やること(くもんの宿題)をやっていないのに
スマホゲームをしたいと言ってきたとき
「ママはそれ、嫌だよ」「やるとこをやってからのほうが楽しく気持ちよくやれるのよ」


・帰ったらすぐにお風呂に入ると言ったのに遊び始めたとき
「ママはそれ、嫌だよ」「一度自分で決めたことはやること」「心が変わったらそれを伝えて交渉すること」

・テレビを長時間観すぎた結果疲れて機嫌が悪いとき
「ママはこうなるの、嫌だよ」「やりたいことを存分に楽しんだのにこうなるなら体が合っていないんだから時間とか決めたほうがいいよ」


・食べ終わったおやつの袋を捨てないとき
「ママはこれ、嫌だよ」・・・理由などない


・手についたケチャップをズボンにふくとき
「ママはこれ、嫌だよ」・・・理由などないその2


あ。書いていて思い出した大切な感情

とくに2歳、絶賛イヤイヤ期の頃

良いママ(世間的にね、これがもうよくないんだけど)になりたくて
イヤイヤ期を全て受け止めようとしたふなこ

でもほんと

買い物に行けねえ(冷蔵庫になんもねえ)

(むすめはおうちが大好きでちょっとの買い物でも「イヤイヤ!」していた時期がありまして……)

これだけは本当に辛くてしんどくて

「ママだって一人の人間なんじゃい!」という感情を一度爆発させて

「ママだって嫌じゃい!」っていう気持ちで

子育てをするようになってから

むすめにも対等にわたしの気持ちを伝えるようになりました


おともだちの気持ちを想像してごらん?っていう教育より
身近な存在のママの「これは嫌」を感じながら
社会性を身につけていけ、と思っているふなこ

そして必ずセットで伝えているのは


叱っていても
少し感情的に怒ってしまっていても

「あなたのことは大好き」

「今のこれは嫌だったけどね」

さらには叱った後

「こんなに怒っていても〇〇ちゃんのこと大好きなんだからね!」
と半ギレ状態でも言います
これを言うとわたし自身が落ち着きます
険悪なムードはこれで終わらせます

何度もやっていると(叱りたくて叱っているわけではない・・・)
もうむすめも慣れてくるので

そんな険悪なムードの最後に
「ママはこんなに怒っていても?」
とわたしが言うと

「わたしのことがだいすき・・・」
と言って笑ってくれるようになりました

我が家の仲直りの合図みたいなものですね

「だ」は「大好き」と耳へ届ける/ふなこ

今でも

ふなこ「・・・ママはこんなに怒っていても?」

むすめ「わたしのことがだいすき・・・」

と言い合えている幸せ


ちょっと調子にのって

むすめ「こんなに怒っててもママはわたしのことが大好きだもんね」

と流暢に話し出す5歳児に成長しています


どうやって叱ったらいいのかな
いつも子どもを責めてしまう
そして後悔してしまう

わたしもそうだったけど

一本の軸でちょっとスッと楽になった子育て


今日も誰かに届きますように^^

みなさまに幸あれ。

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