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9/14(木)日記

なんてこったい、1週間分日記を溜めているではないか……。
元気にこつこつと更新していきます。よろしくお願いします。

*トロい

「トロい」って、全国共通語ですか。私は「遅い(しかも嫌味を含んだニュアンス)」という意味で使うのですが。

「トロい」ってどこからきたんだろう。
トロと言えばマグロの油がのっているアレだが、なぜそこに「遅い」というニュアンスが加わったのか。不思議だ。そんなことはさておき。

この日、といっても更新日の今日9/20時点ではすでに1週間前のことになるが、朝イチの飛行機で広島に帰り、まずはいつも行っている地元のショッピングセンターに行った。

我らが「ゆめタウン」だ。略して「ゆめタ」とみんな言っている。ここで私は帰省するたんびに優雅なショッピングを楽しんでいる。

東京はおしゃれな店もたくさんある(のだろう)が、なんせ人も多いし接客が良くも悪くも手厚いので、なかなかショッピングする気になれない。
一方のゆめタは平日に行くと人はガラガラ、接客もちょうどいい塩梅、いい感じのものがセールに出されているので気兼ねなく買い物ができるのだ。

毎回と言っていいほど、ゆめタで靴を買っている。前回も、そして今回も買った。天下のABCマートで。
地方の大きめABCマートは本当に穴場。平日に行くと人は少ないし、良さげなものが頻繁にセールに出されているし、思う存分試着して買うことができる。

今回は自分にしては珍しく、PUMAの靴を購入。白いハイカットスニーカーだ。スニーカーというよりほぼブーツで、見た目はマーチンに若干似ている。これも心ゆくまで店内をてくてく歩いて履き心地を体験した。さすがは(?)スポーツ系のブランド。ソールが半端なく柔らかく、歩きやすかったのが決め手になり、ほとんど衝動買いで購入することにした。この秋冬はこればかり履くかもしれない。

このABCマートでは前回もスニーカーを購入しており、母親と同じ世代らしき女性になぜかいつも接客される。いつ行っても黒Tにジーンズで正直洗練された印象は受けないのだが、結構なスニーカーファンらしく、物色しているといつも容赦ない広島弁で接客してくれるのがもはや気持ち良い。

この方は毎回、「このタイプだと足の横幅がちょっときついので、それさえ良ければサイズはピッタリだと思いますよ〜」という靴の形に関する助言や、「黒いスニーカーは色褪せてしまうので、こういうスプレーで色落ちしないようにした方がいいですよ〜」という靴の手入れまで教えてくれる。どれもがめつくなく、あくまでスニーカー愛からくる「良心」という感じがしてとっても好きだ。手入れ用に防水スプレーのことを言っても、よくある「ウチにあるこれ、今お安くなってるんですよぉ〜!」みたいな売り文句は一切なく、あくまで「こういうものがあるから、良ければぜひご自身でも試してみてくださいね。ウチにもありますけど、強制はしないです」みたいな距離を詰め方をしてくれる。広島だから? 私が広島を好きだから? こういう何でもない靴のお店ひとつとっても「ア〜〜〜!広島!最高!」と思ってしまう。

そんな感じでゆめタでたっぷりお買い物を楽しんだのち、次は広島市内にあるバッティングセンターに行くことにした。

身長は高いが運動経験なし、中高はオーケストラ部に入っていて身体測定では学年ワースト3位を叩き出したこともあるこの私が「バッティングセンターに行く」と言うと、多くの人が「ワロタwwwwwなんしにいくん?wwwww」と笑ってくる。

マジ舐めんなし。野球に関しては地味にキャッチボールもバッティングもできる、まぁまぁ器用な圧倒的文化部なのである。

今回も初っ端からなんとヒットを叩き出した。
ほら見てみろ。

ノースリーブから華奢な肩と腕を出して「ぇ〜〜〜♡はや〜い、打てなぁ〜〜い♡」と言っちゃうような、バッティングではない違う方向に全力スイングしている女子とは違う。おれは来る球にガチスイングしているのだ。無論、打球は80kmというその場にあった最遅コースだったけれども。

その後はバッティングセンターの上にあったゲーセンに行き、マリオカート的なドライブゲーム(?)に家族総出で対戦した。なぜか私が優勝。圧倒的文化部の馬鹿力、マジ舐めんなし。

家に帰って、家族が撮った私のバッティング中の動画を見た。その動きのまぁトロいこと。
いや、でも、バットを振っている最中の私は、私の身体で出せる限りの最大限のスピードを出しているんですよ。出しているんけれども動画の中の動く私は、0.5倍速の動画を見させられているかと思うくらいにトロかった。動きの俊敏さだけは勝てない、圧倒的文化部であった。



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