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9/6(水)日記
*散歩シーズンの到来
よ〜やく風が涼しくなって、夜に歩くのが気持ちよくなってきた。
缶ビールを片手に、リュックを背負ってあてもなく歩く。
散歩はひとりでするより、誰かとするほうが楽しい。心のつぶやきを即時に誰かと共有できるからだ。着眼点も異なる。自分とは違う目線で街を見ているのがおもしろい。同じ街なのに。
学生の頃は、暇と金欠を持て余して、よく帰り道を歩いて帰っていた。遊んでいた友達と「歩いて帰る!?」となった時は一瞬でボルテージが上がるような、わくわく感があった。
今は電車代を削るほどには金に困ってないし、時間の価値が無駄に上がってしまったのでぶらぶらと散歩に出かけることはほとんどなくなってしまった。
それがこの夜、ひさしぶりに散歩してみると、自分が住んでいる街を大して知らないことに気づく。
いつも曲がる2本手前で角を進むと、味わい深い定食屋や年季が入りまくった雑貨屋があることを知った。
引っ越してもう半年以上経っているのに、私はこの街を全く知らない。なんだか素敵な機会を失っているようでそわそわしてくる。世界を狭めてしまっているような。
学生の時みたいに、「歩こう」って言ったら目をキラキラさせるような友達がほしい。私はどんどん、どこかへ行きたいのだ。
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