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9/16(土)日記

そろそろ1週間前の日記を書くのも飽きてきた。ふつうにその日の日記を書きたい。もしかしたら間引くかもしれません。

*社会性

この日は親戚とBBQ。祖父母宅のでかい庭にて。

これは帰省するだいぶ前から決まっていた予定で、最近顎関節症になった祖母に迷惑をかけないよう、昼前からスタートして夕方には終わろうね、という話をしていた。

ところが、一緒に参加する予定だったはずの親戚が昼過ぎになってもやってこない。
電話してみると、色々用事があってまだ買い物したりウロウロしているという。待ちくたびれること4時間ほど、夕方になってようやく親戚が来た。

けれども、ひとり姿が見えない。私と同い年、同姓のいとこだ。話を聞くと、「このあと尾道で用事がある、その準備をしている」と。いとこの姉は参加していて、その姉が言うには「バーベキューの匂いがつくのが嫌」と言っているらしい。

え? いっしょにバーベキューをする予定だったんでは?
バーベキューの匂いはもう、そういうもんじゃない?

頭の中がクエスチョンマークでいっぱいになる。

後ほど、この会を取り仕切っていた母に聞くと、
いとこ家族と母は直接連絡を取り合わず、いっしょに住んでいる祖母宅に伝えていたらしい。
その祖母からいとこへ、時間の共有がうまくできていなかったのだそうだ。

え、祖母は顎関節症で大変っつってんのに、なんで直接連絡取らんかったん?
というかわざわざみんな集まってるのに、匂いを理由に一回も顔出さないとかある?

普段は東京でランチもするほど仲の良いいとこたちに、ちょっとした不満を感じてしまった。

私だったらこういうとき、直接いとこと連絡を取り合うのに。連絡が行き違っていたなら、すこしでも親戚に顔を見せて、今日のバーベキューに参加できないことを直接詫びるのに。それが行き違いであったとしても。
でもまあ、連絡がきちんとできていなかったのなら、あちらからすれば昼前のバーベキューなんて寝耳に水、ということだったんだろう。こちらも申し訳ない。

いとこの姉が良い人で、結果的には何事もなかったかのように夜までいっしょにいてくれた。この夜は特別嫌な感じになることもなく楽しく過ごせた。

……そう感じた私もとうとう、社会性なるものを身につけてしまったのかもしれない。

どこで感謝を言うべきか、どのタイミングで詫びるべきか。相手はどんな思いでやっているのか。
場を客観視して、相手の意図や計らいを汲み取ってできるだけ寄り添うことを社会性というならば、私にもそれが少しだけ芽生えてきている気がする。

昔の私だったら多分、ブチギレてあからさまに不機嫌になってましたからね。

嫌な感じの人にはなりたくないなぁ。




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