玲隠

始めまして玲隠(れおん)です。 小説・エッセー執筆。イラスト、デザイン(Photos…

玲隠

始めまして玲隠(れおん)です。 小説・エッセー執筆。イラスト、デザイン(Photoshop他)。写真。旅行。 神奈川横浜市。海の見える街で活動中。 風そよぐ海を臨みながらアイデアを練っています。 よろしくお願いします。本業が忙しいのですが、投稿・更新を近く予定しています。

最近の記事

  • 固定された記事

IT業の傍ら、作品を書く私

はじめまして、玲隠と申します(【れおん】と読みます)。 このnoteでは短めの小説やエッセイなどを投稿しようと考えています。 恋愛小説やミステリー小説などを書いてみたいなと思います。また、普段日常の情景から切り取ったテーマについて、短めのエッセイを書こうとも考えています。 海に近い街で、砂浜の磯の匂いと心地よい潮風を感じながら、執筆構想を練っています。 ヘッダー画像設定しました。何もないのは寂しいので、とりあえず暫定の写真をセット。あくまで暫定なので、後日変更の可能性あ

    • 記事再開について

      ご無沙汰しております。ここ数ヶ月noteを更新する余裕なく、申し訳ありません。主な活動拠点にしていた某SNSを辞めて、こちらをメインに活動しようと思います。コンテンツの刷新を考えていますので、いましばらくお待ちください。今後ともよろしくお願いいたします🙇‍♂️

      • ドルイドの祈り

        今年の冬は暖かいように思う。気象庁の予測で暖冬だと言われていたが、確かにそうかもしれない。 しかし、寒くない冬は何だか冬らしくない気がする。 厳寒の冬を耐え越えるからこそ、その先に待ちわびた春があるのだ。 忍耐の冬、戦いの冬。氷の女王は、極寒地に潜む白竜はどこに消えたのだろうか? 自然のバランスが崩れてるように感じる。秋から冬にかけて暖かい日が続いている。そして、新年元旦早々能登で地震があり津波が沿岸部を襲った。 只事ではないと思わざるを得ない。 2024年の今年は、良い年

        • 鷂子入林

          疾き鷹、鷂(灰鷹)の物語。 身にローブを纏った初老の賢者は、立ち入らない様にしていた森林へ入る為、ある呪文を唱えて鷹に変身した。鷹は空高く舞い上がった後、森に入った。辺りを見回すと、リスや小鳥たちなど、かわいらしい動物達がいた。彼らは、ややくすみがかった暗い青色の鷹を見るや怪訝な表情をした。鷹は意に介せずそのまま奥へと進んでいった。 途中で小さな池のほとりに出た。そこには白い鳥が横たわっていた。まだ若くて可憐で美しい鳥だ。しかし、弱々しく地面に草臥れていた。鷹はそれを見る

        • 固定された記事

        IT業の傍ら、作品を書く私

          龍が眠りから覚める時

          明けましておめでとうございます🎍 記事の更新が滞りがちなので、今年はやる気を出して記事を多く投稿する様にしたいと考えております。 2024年が明けた。今年は閏年で、干支は辰(龍)である。 龍は架空の幻獣とされているが、神の化身でもあり、英雄・君主の象徴でもある。その龍も、西洋と東洋では扱いが違うのはご存知だろうか? 西洋では、龍(竜)は悪・破壊の象徴で恐ろしい怪物と描かれる事が多い(ただ、中には善竜である金竜や銀竜もいる)。一方、東洋では、龍は自然を司る上位存在であり、神格

          龍が眠りから覚める時

          Christmasと夢幻の回廊

          冬至を過ぎ、クリスマスを迎えた。今年の聖夜はSNSのフォロワーさんとの雑談会だった。リア充ではないかもしれないが、こういうクリスマスも良いと思った。いつからだろう、クリスマスが恋人との特別な時間を過ごす日と考えられるようになったのは。ユーミンのヒット曲「恋人がサンタクロース」が流行った頃からだろうか。 それから数十年経った。最近は、特別恋人と過ごすより、家族と一緒に過ごす人や、(ゲームしたり動画配信サービスで映画やアニメ見たりして)一人で過ごす人も多くなったという。個人の活

          Christmasと夢幻の回廊

          秋深く人を想う季節に・・・

          今年の夏は、Don HenleyのThe Boys of Summerさながらに切なく終わった。 そして秋に入り、半ばも過ぎようとしている。 今年は9月も暑かったから、秋が短くなるような気がする。 冬は、もうすぐ傍まで来ているのだ。 あの人は今、何を想っているのか・・・ 誰しも無性に「誰かを想う」時期があるに違いない。 遠くのあの人は・・・。そして、秋ほど人を思うのに相応しい季節はない。 寂しさと切なさと。焦がれる想い。 それが千秋の想いに耽ることを促すのである。 逢いた

          秋深く人を想う季節に・・・

          「夏の匂いに誘われて」

          夏が来た。 待ちに待った夏だ。 もう子供ではないのに、すっかりオジさんと呼ばれる年齢になったのに、 夏が来ると、どこか懐かしく、嬉しくてワクワクする。 また、照り付ける真夏の日差しの中、暖かいやや湿った風から独特の夏の匂いを感じる。 これが「夏」なのである。 潮風薫る海に近い街で、どこか心躍らせる自分がいる。 ひと夏の素敵な出会い・・・そして夢踊る冒険を求めて。 夏―それは単なる休暇のシーズンではない―冒険の季節なのだ。

          「夏の匂いに誘われて」