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「マエストロ:その音楽と愛と」を観た感想。
2024年2本目の映画は、「マエストロ:その音楽と愛と」を鑑賞した。
ウクライナ系ユダヤ人移民の2世としてマサチューセッツ州ローレンスに生まれたレナード・バーンスタインは、美容器具販売業を営む父の反対にあいながらも、プロの音楽家の道を志す。決して恵まれた音楽環境ではなかったものの、ニューヨーク・シティ交響楽団の音楽監督に就任するレナード。チリ系アメリカ人の女優フェリシアとパーティーで出会ったのは、そんな希望に満ちた1946年だった。レナードとフェリシアは結婚、ジェイミー、ニーナ、アレクサンダーと3人の子どもを授かる。だが、フェリシアは結婚前からレナードが男性と関係を持っていることを知っていた……。
予備知識なしで映画館に足を運んだ。
レナードもフェリシアも初耳だった。
昼食直後に観たからか、中盤辺りで何度も意識を失いそうになった。
普段から持ち上げている、ダンベルやバーベルなら気合いでなんとか出来るのだが、瞼の重さはどうにもならなかった。
ウトウトしていた僕だったが、ブラッドリー・クーパーの迫力ある指揮のシーンに鳥肌が立って、完全に覚醒した。
自分の身体が指揮されているような錯覚に陥る程に、スクリーンに入り込んでいた。
終盤の癌になってから衰弱していくシーンの、キャリー・マリガンの演技には思わず息を呑んだ。
いつの間にか感情移入していた。
健康の重要性を再認識することが出来た。
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