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失敗しない!地域取材ライターになるために抑えておくべき、ポイントと取材依頼のコツ

皆さんこんにちは!旅する酒飲み管理栄養士ライターのレオです。

取材ライターに挑戦をすることになったけど、どうしたいいのか?

初めての地域取材は緊張するし、どうしたらいいのか分からず不安ですよね。私自身も最初のころはとても不安で、先輩方のやり方などを聞き真似をしていました!
そのときの実体験をもとに、これから取材ライターとして挑戦する方に向け”初めての地域取材が成功するためのポイントと取材依頼のコツ”を紹介します!


1、事前準備を怠ればインタビュー記事は失敗する?!

旅をするにも、地図は必要です。そして女子旅や食い倒れ旅など、どんな旅にするのか?目的も設定するかと思います。取材の時も同じです。
早速取材に行こう!と決めたら一番にするのは、取材を成功に導く地図作りです。企画の目的や読者設定など、先方から指示がない場合は自分で設定をする必要があります。その目的などの設定した構成案をもとに、取材を受けてくれる相手(インタビュイー)と流れなど打ち合わせをします。

実際に構成案では何を考える必要があるでしょうか?

・取材の目的を理解する

取材をするにあたって、記事を書く目的や読むターゲットの設定をします。
さらに地域取材の鍵となるのは、その地域の独自性を理解することです。歴史や文化、人々の生活スタイルに詳しくなり、地元の特産品やイベントについての基本的な知識を身につけましょう。目的やターゲット合わせて、地域のどんな面を記事にしたいのか設定をしましょう。

●構成案で取り入れるべき項目
インタビューの目的や意図:なぜインタビューをするの?
読者ターゲット:女性?年齢は?どんな人?
伝えたいメッセージ:その記事を通して読者にどんなメッセージを伝えるの?
読後感:この記事を読んだ読者にその後、どうしてほしい?
質問事項:上記が伝わる記事にするにはどんな質問をするといい?

・似た記事がないかリサーチをする

取材前に徹底的なリサーチが不可欠です。
似た記事がないか確認を行い、いい記事の書き方や写真の構図があれば取り入れてみるといいかもしれません。また依頼者がいる場合は、先方に参考記事がないか確認すると、求めているものが分かり参考になると思います。

・今後の流れを設定する

記事の納品までには、いくつもの工程があります。
各工程の締切りをインタビュイーと共有して設定することをお勧めします。
取材記事は一人では成り立ちません。相手が居て初めて取材記事として成り立ちます。そのため、必ず相手を思いやった日程決めが必要です。必ずしも、自分だけがよい締切り決めは避けましょう。

以下は、私がインタビュイーに向け今後の流れを確認する際に送ったメールです。自身がインタビュイーだとしたら、どんな情報や配慮が事前に欲しいか考えながら作ると相手にもその気持ちが伝わると思います!

インタビュイー様

この度は、インタビューをさせていただき再度お礼申し上げます。(お礼)
移住先を探し世界を旅しているれおです。(どんな人物か説明)
今回の記事では、移住希望者をターゲットに○○の魅力をPRしたいと考えております。(取材の旨趣や目的を再度説明)
それにあたり、以下の流れで質問をさせて頂けたらと思いますので当日はよろしくお願いします。(今後の流れについて説明)
事前に修正やご意見などありましたら、お気軽にご連絡下さい。

<取材>
 日時:11/18(土) 10:00~12:00 
 場所:喫茶○○

<確認・修正>
 提出日:11/23(木) 21:00
 確認・修正:11/23(木)~11/30(木)(確認修正の日程は長めに)
 *やり取りに使用する連絡ツールはメッセンジャーでよろしいでしょうか?(連絡ツールは相手が使用しやすいものに合わせるとよりよい)

2、取材依頼のコツ

取材相手を探すとき最初の頃は、知り合いの伝手でお願いをするのも一つです。
そんな知り合い居ないよ!という場合は、ネットや自分が訪れた先で出会った素敵な人に依頼をしてみるといいかもしれません。
その際、”急にインタビューさせて!”とお願いをすると身構えられたり不審がられたりするかもしれません。
取材依頼を成功させるには、明確な目的を伝え、誠実で丁寧なコミュニケーションを心掛け、相手を思いやる気持ちをもつことが不可欠です。しっかりと、”なぜインタビューをしたいのか”について丁寧に伝えることが依頼のコツです!

・取材相手に謝礼金を払うべき?

謝礼金を目的にしている人もいるかもしれませんが、基本は支払わなくて大丈夫です。取材場所がカフェなら、そこでの食事代を支払うぐらいでOK。インタビューの家や職場にお邪魔する場合は、手土産を持っていくといいかも!

・相手に連絡をする時に良い時間帯は?

相手の生活背景を知ることが出来れば、いつがいいのか想像しやすいです。
もし、相手が子持ちのお母さんだったら?夜中に連絡をしても見れませんよね?小さいお子さんがいる場合は、急に体調不良で連絡や確認が遅れることを想像し余裕をもって設定をするといいな!と想像することもできますね。
他にも、旅が好きな人だったら?もしかしたら、時差がある国や旅中は連絡が取りにくくなるかも?と想像できますね。
この様に、相手の背景を考慮した連絡時間や予定組みをすると先方に好印象を与えられるかもしれません!

3、取材時にオススメのアプリを目的ごとに紹介

・録音・文字起こしを無料でするなら?

CLOVA Note:携帯でもPCでも対応している神アプリ!
文字起こしはインタビュー取材で一番大変な作業・・・。
それをほとんど自動で行ってくれるアプリは一つは入れておきたい!

・構成や記事のやり取りをするなら?

Googleドキュメント:無料で編集権限を譲渡すれば共同作業が可能!
その場で、コメントや修正案などを入力し共同できるのは便利!
文字数のカウントやスペルト文法を確認してくれる便利機能があるのも魅力!

・先方との連絡ツールにはどんなアプリがあるの?

先方との連絡手段は相手が使いやすツールに揃えられるとよりよいです。
今回は、よく使う連絡ツールを3つまとめました!

準備ができたら実際に地域取材に行ってみよう!

初めての地域取材が成功するためには、事前準備がとにかく重要です!
地域の特徴を理解し、リサーチとネットワーキングを大切にする。さらに取材対象者と連絡を取り合い、インタビューの目的や質問内容などの構成を事前に共有しておきましょう!
他にも取材が終了したら記事を執筆すると思います。
その際に、どう記事を書いたらいいかについて迷ったら先人たちの記事を参考にしてみて下さい。
成功への道は、情熱とスキルの積み重ねに繋がっています!

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