【詩】夜明けと眠気と
スマートフォンの電源を落とす
やっと眠る準備ができそうだ
くるりと体制を返ると、青白い光が差している
カーテンの隙間から
ぽわぽわと朝を知らせてくれているようだ
夢を見る前に、脳を少しだけ刺激する
その光が、あの子をちょっとでも鮮明に見せてくれるかもしれない
今日もしっかり目を瞑る
決まった時間に現れるあの子
頭の中が溶けていく
まだまだ眠りにつけない
まだまだ
今日こそは、あの子をしっかりと映すのだ
貴方の顔を見たいから、もっと世界を照らして欲しい
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