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【詩】君は、僕は、

正門を出て、振り返る

あの日あの時の思い出は

虚像であった

散り去る桜と絡めた小指

今日から僕らは2人だから

制服を脱ぎ捨てて、世間から逃れるんだ

君は僕で、僕は君

ほら、大好きな桜色のワンピースが

待っている

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