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自分で1万円を稼いだ経験がないと経営はわからない

経営についてわかりやすく説明します。

経営には2つのポイントがあります。
それは「視座」と「視点」です。
視座は、目先のことではなく、将来を見据えた大局的な視点のことです。
つまり、広い視野を持つことです。一方、視点は現在の状況や目の前の具体的な事柄に焦点を当てることです。

結論から言うと、経営者と従業員は、異なる視座と視点を持っています。
経営者は常に会社の業績や将来の展望を考えており、一方で従業員は主に給料などの自身の利益に関心を持っています。

具体的に言えば、経営者は会社のリーダーであり、人事や予算などの権限を持っています。また、銀行からお金を借りている場合は、個人的に保証をする必要があります。もし会社が倒産した場合、経営者自身も全てを失うリスクを負っています。そのため、経営者は高い報酬を得ることが妥当とされます。

一方、従業員は自由に意見を述べることができます。時にはマスメディアの情報を鵜呑みにしたり、大手企業と比較して不満を述べることもあります。ただし、従業員として働いて給料をもらっているなら、会社の方針に従うべきであり、もし不満がある場合は辞めることも検討すべきです。また、自身で経済的な成果を上げることで、経営者の立場や考え方が理解できるようになるでしょう。

まとめると、経営者と従業員は異なる視座と視点を持っています。経営者は将来を見越して経営を考える一方、従業員は現在の状況に焦点を当てます。そして、自分で1万円を稼いだ経験がないと、経営の本質は理解しにくいものです。

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