猫の日だ、それなら思い出でも
今日は猫の日らしい。2月22日。
ニャンニャンニャン。
小学校低学年の頃だったと思う。家の床下に一匹の野良猫が住み着いた。
どこからともなく突然現れたその猫は大人の猫だった。
一匹の野良猫と書いたが子猫を連れていたことがしばらくしてからわかった。
床下で雨風はしのげる、食べ物もキャットフードを与えている、とはいえそれではあまりに不憫ではないか、そう思い家に招き入れようとした。
だが親猫の警戒心は強く触らせてもくれない。
どうしたものかと思っていたが、その連れていた子猫は簡