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ザクとは違うのだよ

最初のガンダム、今風に言うとファーストガンダム。
アムロが初めてガンダムに乗り込み、その後の数奇な運命が始まるあのガンダム。

続編や派生作品も多く、ファーストのその後を描いたZガンダムまでしか殆ど見たことが無い僕なのである。(でも逆襲のシャアは観た)

大人になって改めて見返したり考察を見ると、なんと奥深いストーリーだったのかと思ってしまう。

その時の人の感情であったり戦争という非日常に突然投げ出された子どもたちや一般人、そして軍人たち。
いろいろなものが渦巻きとても子供相手のアニメとは到底思えないものを当時理由もわからず観ていたのかもしれない。

そのファーストガンダムに出てくる敵モビルスーツ、ザク。
まあ敵といっても人間だし、地球連邦軍からしたら敵なだけで地球を侵略しに来た宇宙人とは訳が違う。

で、ザクなのだがその敵、ジオン公国が開発し運用した簡単に言うと巨大人間型ロボット。人形合戦兵器と言ってもいいのかね?碇くん。

物語の最初から登場し、一年戦争の終わり、物語の最後まで登場していたザク。正確にはザクⅡらしいが。

物語の途中、あとあと聞くとメーカーの意向らしいが、新型メカが登場する。その名もグフ。

激シブオヤジのランバ・ラルさんがそれに乗って颯爽と現れ、主役のガンダムを苦しめる。さすが新型だ。

「ザクとは違うのだよ、ザクとは」

名台詞である。いつか僕も使うときが来るのであろうかその言葉。

肩から生えてる角も反り立っており如何にも強そう。そして強いんだろう。

その後も新型モビルスーツはドンドン開発され、戦場へと送られる。
でもまだザクは現役。さっき述べたように戦争の終わりまで使われている。
しかもジオン軍最後のモビルスーツ、国名をあしらい国家の威信をかけて開発されたジオングというモビルスーツがあるが、そこへ至るまでの開発段階、途中段階にいるのがサイコミュ試験型ザク、頭がザクの形。やっぱりザクなのである。
やっぱりザクが好き。恩田三姉妹。

ほかにも水中型、偵察型、砂漠仕様といろいろな戦況に合わせて使用するものが開発されるが、基本ザクの頭が乗っている。〇〇型ザクなのである。

なんで基本ベースをザクで作るの?新型でてるのに。

PS5のコントローラー開発するのにファミコンのコントローラー基本につくるみたいなもんだよ?
え?ちがう?


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