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リフォーム費用の落とし穴:ネット価格と実際の見積もりが異なる5つの理由②

こんにちは、学長です。
さて、続きを書いていきます。

■既存の状態の影響:
既存の家の状態によっても、追加工事が必要になる場合があります。例えば、古い家では、配管や電気配線の更新、断熱材の追加、構造的な補強などが必要になることがあります。

リフォームという仕事は、既存の壁・床・天井を使い工事をします。
つまり、既存部分が傷んでいたり、交換が必要になる可能性が高いです。

ですが、ネットに書いてある金額は、
そのようなリスクを全て抜きとして考えています。
※解体してみないと分からない事象もありますからね。

比較的新しい家ではない限り、何かしらの追加費用の発生は予見しておきましょう。


■許可や規制のコスト
: 地域や建物によっては、、リフォーム工事を行う前に必要な許可や準拠しなければならない建築規制があります。これらの要件を満たすためには、追加の手続きや費用が発生することがあります。

例えば、【マンションでの管理規約】です。
よく、話に上がるのが、フローリングの遮音等級問題です。

L45・L40という基準があり、
多くのマンションが45を採用しています。※8割ぐらいかな・・・
ですが、中には、L40必要な場合があります。
この等級にかわるだけで、費用が20%~30%上がります。

残念ではありますが、ネット上ではそこまで網羅することはできないので、
管理会社に確認し、見積もりを出した際に分かります。

■見積もりの精度: 最後に、見積もりの精度も大きな要因です。
初期の見積もりはあくまで概算であり、実際、現地調査や工事を進める中で未確定要素が明らかになることが多いです。

その結果、最終的な費用が当初の見積もりよりも増加することがあります。
価格帯にもよりますが、基本的には、金額は必ず上がると考えてください。

多くの人がリフォームにおいて価格を気にします。
当たり前ですよね。皆、カツカツで生活をしています。

ただ、多くの人が相見積もりのやり方を間違えています。
それこそ正しいやり方を行うと、10万~20万は差を出せますし、
規模によっては、100万円以上差をつけることが可能です。

まずは、正しい相見積もりを知るようにしてくださいね。
具体的には、下記記事で解説しています。

■え!10万円以上値引きできるのに・・・しないんだ!
【学長直伝】リフォーム値引き・相見積もり完全MAP

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