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【アーカイブ公開中】session4. 企業と地域の関係の進化から未来を照らす

※これは、2022年9月22日~23日に開催された「リノベーションまちづくりサミット2022@沼津」のアーカイブ動画です。
※本内容はイベント開催時点の情報です。

session4
【企業と地域の関係の進化】から未来を照らす

これまでの人口増の社会構造とは一変し、どこでもなんでもサービスが受けられる時代となったいま、企業は地域とどう共にあるか、その真価が問われています。神姫バスの「サバス」のように本業であるバスをリブランディングし移動型サウナバスにすることで新たなまちの魅力となる独自のコンテンツを生み出してるほか、創業当初から世界に誇る企業を支えてきた京都信用金庫は徹底的に地域とのコミュニケーションを重視。その姿勢を象徴するような複合施設「QUESTION」の運営も手がけることで、本業として企業にとっても持続可能なまちづくりに参画しています。また、良品計画は土着化を目指し、まちの人々との関係をつくりながら、その地域ならではのお店を次々に増やしています。 まちづくりの分野の中で、これから企業はどんな役割を担っていくのか。本業そのものをリノベーションして、新たな世界を切り拓く、3つの企業から、企業と地域の未来を照らします。

モデレーター

小野 裕之 / O&G合同会社 代表 / greenz.jp ビジネスアドバイザー
1984年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒。ソーシャルデザインをテーマにしたウェブマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズの経営を6年務めた後、事業開発・再生のプロデュース機能をO&G合同会社として分社化、代表に就任。greenz.jpビジネスアドバイザー。ジュエリーブランドSIRI SIRI共同代表。おむすびスタンド ANDON共同オーナー。下北沢BONUSTRACKを運営する 散歩社 代表取締役。発酵デザインラボ(発酵デパートメント)取締役CFO。

登壇者

榊田 隆之 / 京都信用金庫 理事長
15歳から4年間、アメリカ東海岸コネチカット州の高校に留学。帰国後、上智大学外国語学部を卒業し、日本輸出入銀行(現 国際協力銀行)勤務を経て、1985年京都信用金庫に入庫、2018年理事長に就任。1971年に「コミュニティ・バンク」を世に提唱した金融機関として、おせっかいを焼き地域に関わっていく姿勢が大事であると地域の経済や文化の形成への想いを込める。


酒井 一哉 / 神姫観光株式会社 取締役 経営管理部長
1974年生まれ。 神姫バス㈱で不動産開発を15年間担当したのちに、本業の路線バス事業部門へ。姫路駅前の再開発に合わせて、公共交通を活かした「暮らし良いまち」づくりに取り組む。その後はコーポレートベンチャーキャピタルの立ち上げ、公民連携(PPP)事業、富裕層向け旅行事業などで経験を積む。現在はコロナで傷んだ旅行・観光事業の立て直しのためにグループ会社に出向。引き続き、まちと会社のハブも務める。 1級土木施工管理技士・宅地建物取引士・2級建築士

藤岡 麻紀 / 株式会社良品計画 ソーシャルグッド事業部 地域プロデュース担当 / 「ローカルニッポン」編集担当
2011年、異業種からインテリアブランドIDÉEへの転職、後の事業部化をきっかけに、2017年良品計画へ。2020年担当プロジェクトであった埼玉県東武動物公園駅前の店舗立ち上げに現場で携わり、シェアキッチン等独自サービスの展開や地域連携を深める。2022年古巣ソーシャルグッド事業部へ。 “地元”がないがゆえに、多様な地域への関わりを求める余白があることに気づく。すでに在る活動に巻き込まれ一緒に再編集することで、新たな価値ある事業を生み出すことを目指しています。