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読書感想 「アウトプット大全 樺沢紫苑」

  

私は週に1冊ほど読書をしているのですが、最近読んだ本で、ワクワクしながら一気読みできたのが、この本でした。終始スマホのEvernoteに「良いな」と思った箇所をメモりながら読んだので、共有します。40万部を突破したベストセラーなので今更感がありますが、サラッとおさらいしていきます。

◆この本を読む前の状態

⑴夢中になれるもの、やりたいことを見つけたい

⑵なかなか行動に移せないので、すぐに行動できる方法を知りたい

⑶AI・ロボティクスの時代に、好きなことで結果を出して、生きていきたい


◆気づき

⑴夢中になれるもの、やりたいことを見つけたい

夢中になっている状態とは、楽しいと感じる脳内物質「ドーパミン」が分泌されている状態のことをいう。つまり、いかにして、「ドーパミンを出すか」を知っておけば、夢中になれるもの、やりたいことはすぐに見つかる。

⒈ 見たもの、聞いたことの中から、直感でワクワクしたこと、楽しそうと感じたことをやる

ゲーム、料理、園芸、工作、旅、釣り、スポーツ、ドライブ、スケボー、映画鑑賞、登山、サーフィン……なんでも良いのだけれど、やっていてワクワクすることを先ずは見つけることが大事。ワクワクするというのは自分の潜在意識が望んでいる状態。ワクワクすることにはドーパミンが出るのでパフォーマンスがアップする。雑誌、ネット、人との会話など何でも良いから、自分がワクワクしたものをリストアップしよう。

⒉ 口角を上げる
不思議なことに、口角を上げるだけで、ドーパミンが分泌されて、ポジティブになる。「笑おう」と意識するのではなく、「口角を上げよう」と意識しよう。


⑵なかなか行動に移せないので、すぐに行動できる方法を知りたい

⒈ 5秒ルール

決断は5秒で選ぶ。

ファーストチェス論…5秒で選んだ次の手と、30分考え抜いて選んだ次の手は86%一致する。

迷ったら、最初のアイデアを優先する。
最初のアイデアが、自分の直感であり、本能に根ざしている。心の声と言ってもいい。

あとから出てくるアイデアは「やっぱり、〇〇したほうがいいかも」という考え。大抵打算的で、常識的、既視感があり、こじんまりしている。

例)
直感:「世界一周をしたい!!」
ドーパミン分泌!

→「世界一周 方法」とネットで調べず、何もせずに5秒過ぎると、、、

打算:「やっぱり、お金ないし無理だな」となる

自分の直感を信じて、ワクワクする選択肢を5秒で選ぼう。先ずはランチメニューから5秒ルールを取り入れてみると良いのでは?

⒉ チャレンジする。先ずは小さなステップを踏み出してみよう。

チャレンジなくして自己成長はない
ドーパミンは楽しい感情を引き出す幸福物質であると同時に「新しいことの学習」をサポートする学習物質でもある。ドーパミンが分泌されると、集中力、やる気、記憶力、学習機能が高まる。
チャレンジしても楽しくない、怖い!と思ってしまうのは、「危険領域」にまでチャレンジしているから。普段山登りしない人が、いきなり「富士山」を登ると、怪我をしたり、高山病になる。まずは、学習領域の高尾山で慣れてから!

実現可能で少し頑張れば達成できる「プチ目標」を上手に設定すると、ドーパミンを分泌させながら、楽しみながらチャレンジをして、自己成長ができる。無謀な挑戦ではなく、プチ目標から設定しよう。

⒊ 簡単なアウトプットから始める

例)
・1日15分、1アウトプット
・スマホをアウトプットツールとして使う
・3冊読んで3冊アウトプット

毎日同じリズムで同じ日課をこなすと。継続することが何より大事。同じリズムを続けることで、脳のパフォーマンスは上がっていく

⒋ 始めてしまう
5分だけ頑張ってやる気スイッチをオン!

まず始めてしまい、簡単な作業からスタートして側坐核という脳のやる気スイッチをオンにする。

やる気は後からついてくるので、まずは始めてしまおう。

例)筋トレもジムにいく前は「はぁ、めんどくさいな」と思ってしまうが、やり始めて5分たてば「よっしゃ、今日もやり通すぞ!」と集中力が高まり、やる気が出てくる。


⑶AI・ロボティクスの時代に、好きなことで結果を出して、生きていきたい

⒈ 情報発信する

ワクワクできるものを見つけたら、今度はそこで得た経験、知識を惜しみなく発信しよう。
役立つ情報を社会に届けるという「情報発信」は社会貢献ともいえる。自分が社会に対してプラスの影響を及ぼしていることが実感でき、毎日が楽しくなる。

⒉ 趣味について発信する
マニア知識をいかして「人を動かす」記事を書く
⑴映画、テレビ、アート、アニメ、演劇、コンサート、野球、サッカーなどのスポーツ、食べ歩きなどのグルメ、テレビゲームやスマホアプリあるいは人間観察なんでもあり。自分の趣味について詳しく書けば、それが記事になります。「高校のクラスで一番」位のレベルで十分に人を惹きつける記事が書ける。

⑵マニアックな記事ほど反応が高い
マニアック、ディープ、オタクなど深掘りするほど反応が高くなります。「たくさんの人に読まれるよう一般的に書こう」とすると、逆に反応は減ります。

⑶感想、意見、気づきを書く
趣味投稿のコツは、自分の「感想」「意見」「気づき」を入れること

⑷読者の感情と行動を動かす
読者の感情を動かし、読者の行動を動かすのが良い生地の条件です。何も感じず、何の行動も誘発しない記事を読むのは、時間の無駄。「読者に価値を提供できているのか」と考えながら記事を書くと、1段レベルの高い記事を書くことができます。

⒊ 継続する

ビジネスにおける究極の成功法則は、あきらめずに続けることです。
⑴今日やることだけを考える
先のことを考えれば考えるほど、やめる理由を考えてしまう。「今」やることだけを考える。
⑵楽しみながら実行する
YouTubeやゲームはなんの努力もしないのに、毎日続けることができる。それは「楽しい」から。ドーパミンが出てるから。
⑶目標を細分化する
10キロやせる!→1ヶ月で1キロやせる
大きな目標を細分化して、小目標にすると、継続できて、実現可能性が上がる。
⑷毎日、記録をつける
フォロワー数など、進捗を記録するだけでドーパミンが出やすくなり、継続できる。
⑸結果が出たらご褒美をあげる
中間目標、大目標を達成したときにご褒美をあげる。
*ドーパミンというモチベーションのガソリンをいかにして補充するかが、継続のポイント


◆読み終えた後、どう行動に移すか

・この1週間で、今までワクワクしたこと、興味のある分野を30個ほど洗い出す。

・一日一投稿、一年で300投稿を達成する。先ずは発信することに慣れる。発信するツールはブログ、note、インスタ、YouTube、kindle……たくさんある中で相性のいいやつを選ぶ。

・5秒ルールと5分スイッチを使い倒す。実際に、思いつきで始めたジム通いの筋トレも、現在2ヶ月続いてる。続いたきっかけは、「筋トレしよう」と思いつき、直後にAmazonでプロテインをポチったこと笑。思いついて、5秒以内に何か小さなアクションをとるだけで全然世界が変わる。これからも直感を信じて生きていく。

・チャレンジングな道を選ぶ。「最悪、生活保護がある」と思えば、いくらでもチャレンジできる。自分で思いついたアイデアを実際に行動に移して、誰かが喜んでくれた時が一番ハッピーだし、それが人生の醍醐味だと思うから、チャレンジし続ける。

◆最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。本当は15分ほどでチャチャっと書いて終わりにしようと思ったのですが、書いていくうちにあれも書きたい、これも書きたいとなってしまいました笑

今日がスタートです。20代という若さを武器に、「バカだな」と言われるようなチャレンジをたくさんしていこうと思います。

次のnoteに、今までワクワクしたこと、興味のある分野を30個ほど洗い出しているので、良かったらそちらも確認してみてください^^


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