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1%の努力 ひろゆき by エシモの備忘録

 衰退していく日本で生き残るために必要な「したたかさ」を学べる一冊。考え方をシンプルにするヒントが随所に散りばめられているので、悩みやすい20〜30代にはお勧めしたい。
 所謂「ひろゆき信者」以外はひろゆきさんの切り抜き動画を見るより、この一冊を読んでしまった方が彼の根本的なマインドを学べるので効率的だと思う。それではレッツ備忘録!

この本から学びたいこと

⒈どんなマインドを設定すれば生きやすいか
⒉他の人との差別化を図るにはどうすればいいか
⒊幸せにしぶとく生きるには何をすれば良いか

備忘録

生きやすいマインド

①エッグスタンドなんて、いらなくね?
 生きる上で、エッグスタンドなんてどう考えても不要でしょ。だって、ただ卵を置くだけのもの。豊かであるように見せているものがこの世には五万と存在する。「これも、要はエッグスタンドじゃね?」と思えるマインドがあれば、どれだけ楽になれるか。
ex)ファーストクラス、アート、ブランド品=「エッグスタンドじゃね?笑」

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②ニート、子供部屋おじさん、モンペ…「彼ら」は太古からずっといた。
 人間いつ「彼ら側」になるか分からない。でも、最近名前が付いて、メディアが騒ぎ出しているだけで、こう言う人はいつの時代もいる。一万年前の狩猟民族時代から、狩に行かずに楽して暮らしている人はたくさんいた。別に彼ら側を責めることは不毛だし、自分が彼ら側になった時、不憫に思う必要もない。死ぬことはない。環境次第で人はいつでも動き出すし、サボり出す。どっちが正義とかじゃなくて、そう言う生き物だという話。

差別化

①自分のゴールはなんとなく決めとく
 向かっている方向はなんとなくでも決めちゃったほうが良い。現実的かどうかなんてどうでもいい。一見無謀でも、目標を決めるとアンテナがその目標に関することを捉え出し、行動が変わっていく。周りの目を一切気にせず、とりあえず目標を決めちゃおう。
ex)40歳までに年間400万円の不労所得で生活できる人生にする。

②守るべきものを手放していくと、人は自由になる。権力の支配を受けずに済む
 働かなければ税金から逃げれる、家を持たなければローンから逃れる、資産を持たなければ宿命から逃れる、結婚しなければ責任から逃れる…

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③本音で言う。間違っていたらちゃんと謝る。
 日本は本音で主張できる人がいない。意見を求められる場で正直に意見を言うだけで差別化できる。後から間違っていたことが分かればすぐにちゃんと謝ればいい。謝罪を受けた側は誠意が伝わればそれ以上は責めないし、人は謝れる人を信頼する。

④いつだって、発信者が強い
 先に意見を言う人が利益を得る。最初に言うことが大事。当たり前のことではなくて、周囲をはっとさせる逆張りの意見を言える人がポジションを取れる。
ex)山奥ニート<>都会サラリーマン

⑤ユニーク(唯一)な人が生き残る
 いつの時代も人が人を選ぶ。選ばれる人はユニークな人。他の人とは違ったちょっと面白い生き方をしている人だ。儲かってなさそうで、誰もやってないところにチャンスはゴロゴロ転がっている。勝手に唯一の人間になっちゃえばいい。
ex)全国のソフトクリームを食べ歩いて、発信し続けていれば、「ソフトクリーム評論家」と名乗れる

幸せにしぶとく生きる

①競走のないところに張る
 努力が続かない人は他人と争わない場所に張ろう。努力を努力と思っている時点で、「好きで夢中になっている人」には一生勝てない。

②毎日何かを試してみよう。人生をゲームをコンプリートする感覚で行うと楽しくなってくる。
 →ナンパとかでも良いんじゃない?新しい小さなチャレンジが人生を面白くさせていく。

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③予測不可能なものだけにお金を使う
 最低週一は予測不可能な体験に投資しよう。知らないことは潰していく感覚でパターン化していくと楽しい。
ex)新商品のハンバーガーをとりあえず食べてみる、行ったことない場所に行ってみる

④ニッチに稼ぐ体験をしてみよう
 犬の散歩を代わりにしてあげる人、飲み屋街専門のツアーガイド、暇潰しにおじいちゃんおばあちゃんの肩を揉みながら話を聞いてあげる人など、ニッチなニーズは街中に転がっている。

⑤笑い話をいくつ持っているか
 辛かったり、しんどい目にあった時は「これ、絶対に後で笑い話になる」と考えよう。「聞いてくれよ、こんなひどい目にあったんだよ」と自分の境遇を逆手にとってネタにできる人は周囲を明るくできるし、それだけで差別化になる。一石二鳥だ。

エシモの所感

 「全ては生まれた環境と遺伝によって決まるのだから、しゃーないやん」そう思えるマインドがこれからは大事になってくる。
 日本でも格差が広がりつつあるので、良い大学行って、一部上場企業に入社して、定年まで働いて、退職金と貯金と年金でやりくりして死ぬという生活がもはや普通じゃなくなっている。というか歴史を見れば、この生き方の方が異常だったのかもしれない。
 一度、聞き分けの良い真面目コースを外れると、もう戻れない。と言うか戻りたいとも思わなくなる。それを捻くれているとかプライドが高いとか言う人もいるかもしれないが、自分の生き方は自分で選べるし、本来こうあるべきという人間の生き方なんて元々存在しない。
 ダラけることに罪悪感がなく、好きなことにのめり込める図太い人は、ニッチなニーズを察知して、発信し続けて、勝手に第一人者になって逆張り人生を歩むのも、立派な生き方だ。
 何か救いになったような、現実を突きつけられたような充実した読後感だった。もっと良いヒントもたくさんあったんですが、今日はここまで。
 内容が気になる方は書籍にて。リンク貼っときます。

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