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「夢が勝手にかなう脳」-手帳を使った高いゴール達成法

苫米地英人著『夢が勝手にかなう脳』


1. 高いゴールの達成法

苫米地英人博士の著書「夢が勝手にかなう脳」は、夢を現実にするための方法を具体的に示しています。その中でも特に注目されるのは、手帳を用いた高いゴールの達成法です。この方法は、夢を叶えるための現実的かつ効果的な手法として、多くの人に推奨されています。

2. 手帳を使った脳のプログラミング

2.1 なぜ手帳なのか?

手帳は日々のスケジュール管理に使うツールとして、多くの人にとって馴染み深いものです。苫米地博士は、この日常的に使う手帳を夢の実現のために活用することを提案しています。手帳を使うことで、脳に新しい習慣を無理なくプログラミングすることができるのです。

2.2 手帳の具体的な使い方

1. GOALの設定:手帳の左上に「GOAL」と書かれた欄を設け、ここに未来に達成しているはずの夢を書き込みます。
2. 六つの楕円:GOALの下には六つの楕円を設け、未来から現在に向かって時系列で夢の実現に向けた行動を書きます。この行動は直感的かつランダムに書き込むことが重要です。
3. スケジュール欄:手帳の下部には通常のスケジュール欄があり、日々の予定を書き込む場所です。

具体例として、「好きなあの娘につき合ってくれと言う」というような個人的な夢でも、躊躇せずに書き込むことが推奨されます。これにより、脳に強烈なリアリティを感じさせ、夢の実現に向けた行動を促進します。

3. 手帳を使った目標達成の効果

3.1 スコトーマ(心理的盲点)の解消

手帳に夢を書き込むことで、これまで気づかなかった自分の潜在的な能力や可能性を発見することができます。日々の繰り返しで、自分のセルフイメージが高まり、「どうせ自分はこの程度の人間だ」という思い込みを打破します。

3.2 Want toの基準で生きる

手帳を使って「have to」(やらなければならないこと)ではなく、「want to」(やりたいこと)を基準に生きることが可能になります。これにより、毎日がワクワクした予定で埋まり、自由で充実した人生を設計することができます。

3.3 自由とリアリティの強化

手帳を使うことで、夢に向かう自分に強烈なリアリティを感じるようになり、その結果として、現実の行動にも大きな影響を与えます。これにより、他人や社会に依存せず、自分の意志で生きる本当の自由を手に入れることができます。

結論

苫米地英人博士の「夢が勝手にかなう脳」は、手帳を使った具体的かつ実践的な方法を通じて、誰でも高いゴールを達成することができると説いています。手帳に夢を書き込み、毎日それを見つめ、直感的な行動を書き込むことで、脳を強制的にプログラミングし、現実の行動に結びつけることができます。この方法を実践することで、夢は自然と実現し、充実した人生を送ることができるのです。

手帳について詳しく知りたい方は、苫米地英人博士が考案した『夢が勝手にかなう手帳』(講談社 発売中)をご覧ください。

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