久しぶりに登った「かんだ山」

お久しぶりです。
今日は、雪国の12月だというのに、最高温度が17度まで上がる晴天の日だということで、地元の人たちなら誰しもが登ったことがある鎌田山に登ってきました。

わたしたちは小さい頃から鎌田山のことを「かんだ山」と呼んでいます。
小学生の時、授業で何回も登ったし、理科の授業でも先生がたまに連れだしてくれて、教科書に載ってることを、かんだ山のふもとの植物を使って教えてくれたり。
あんな小さな山で、ちょっと先生とはぐれただけで、「エ・・遭難?」とか真面目に騒いだ記憶もあります。

そして、12,3年ぶりに登るかんだ山は、
とにかく心臓破りもいいとこだった・・。
何回喉に鉄の味を感じたことか、標高たったの450mの里山なのですが。
歳というか運動のしなさが如実でした。いやはや。

最初なんて、入り口すらも忘れて、周辺をうろちょろしちゃいました。
土曜日だけど、学校の先生に不審者やと思われたらどうしよ~卒業生だよ~っていえば大丈夫だよね?ってドキドキ。

10分で登ることができてたあの頃とは違って、30分間休憩をはさみながら登り切ってたどり着いた頂上。
眺めは、なんだか目の奥が熱くなっちゃうほど素敵だった~。

いつの間にか、みんなが自由に書き込める登頂ノートが、母校の生徒によって設置されてて、いろんな人が、登ってきたときの気持ちを書き込んでて、全部で5冊くらいあったノート、目を通しちゃいました。

わたしたちの時代にも、部活動の顧問をしてくれていた先生たちもまだ現役してるような書き込みが見られて、すごくすごく感慨深かった。

私以外、人っ子一人いなくて、砂や岩のないちょうどいい場所に寝転んで、雲一つない空をしばらくみつめて、まぶしすぎるほどの太陽から下山するためのパワーをもらって!

学校に行きたくないと、明日が来ることが怖くて、眠るまいと朝日が昇るまで意識を必死に保っていた日々も数えきれないくらいあったけれど、かんだ山ひとつをとってもいろんな楽しい記憶を思い出すことができる過去でもありました。

今日は良い日だったと、自分の地元って素敵だなと、楽しい学生時代もあったなと、胸を張って言える日でした!すごい!









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