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#オーナーシップ投資 というライフスタイル、若い人たちに認知されてほしい

農林中金バリューインベストメンツ #NVIC  の #奥野一成さん  のインタビューです。

奥野さんは先日の #noteイベント  にご登壇してくださいました。

このイベントでのご講演のタイトルは

「投資」でライフスタイルが変わるかも!?

でしたが、今回のインタビューでも

『投資をしましょう』、『オーナーシップを持ちましょう』と私が言っているのは、そういうライフスタイルの提案です

"ライフスタイル"として、株式投資を通じて会社のオーナーになることを提案したい、ということですね。

インタビューの中で、若い人たちにこのライフスタイルを伝えたい、と奥野さんはお答えになっていますが、2014年度から京都大学で寄附講座を開講されています。その講義録が毎年出版されていて、その最新版がこちらです。

この本の冒頭の「はじめに」として述べられているのが

現代の資本家になろう

です。ここで

株主になる、オーナーになるということは、企業のビジネスモデルや競争環境を考え、自らのお金を配賦することです。

と書かれています。先日の奥野さんのプレゼンのスライドの一枚です(youtubeでご覧になれます)。

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このスライドの「農地」の喩えでいくと、その土地からどれだけの作物がとれるか、がビジネスモデルであり競争環境ですね。 #投資信託  を通じて投資先の選定を委ねたとしても、お金の出し手である投資家はしっかりとした会社のオーナーになれているか、に気を配りたいものです。

奥野さんは今回のインタビューで、投資家へのレポートについて、

月次リポートや年次の運用報告書に100%の力を注いでいます。

と述べられています。このレポートを毎月楽しみに拝読しています。

このレポートは、↑の農地の喩えでいくと「その土地からどれだけの作物がとれるか」を伝えようという姿勢が貫かれています。このような姿勢が感じられる投資信託のレポートはごくごく僅か、非常に希少です。

ほとんどの投資信託がレポートしているのは、土地が「いくらで売れるか」「今いくらか」「先月に比べていくら騰がったか下がったか」です。これで「オーナーシップ」を実感することは難しいでしょう。

東証一部に上場しているから、xxxの構成対象に選ばれているから、という理由で資金を配分するというのも「オーナーシップ」を実感するのは難しそうです。

「オーナーシップ」は、その株式の株価が大きく変動した(下がった場合だけでなく騰がった場合も)際にもグッと握りしめる「握力」の源になるものとも思います。

この「オーナーシップ」としての株式投資が浸透して、根を張ることが大事だと最近、強く感じるようになりました。その辺はまたあらためて。

オーナーシップとしての株式投資、 #オーナーシップ投資  というライフスタイルが、一人でも多くの人たち、特に若い人たちに認知され、納得され、実践されるようになってほしいものです。


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