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2023年 月次レポートに注目したいアクティブファンド に加えます

月次レポート研究所です。

先日、当研究所のポッドキャストで前編・後編で、2023年 月次レポートに注目したいアクティブファンド 6本をお話ししました。

6本に追加して、注目したいアクティブファンドを見つけました(忘れていた?)。

ドラッカーさん!(研究所ですが)

このファンドが発信していました。

当ファンドレターでは、組入上位銘柄と時価総額が大きく米国を代表する企業であるにもかかわらず、ファンドに組み入れられなかった銘柄の特徴をお伝えします。

組入銘柄の紹介

投資しなかった会社を固有名詞を挙げて述べられているのが特徴的です。

当社独自のスコアにしたことでランキング外

当社独自のスコア」? ドラッカー研究所じゃなくて?

この図を見ると、ドラッカー研究所スコアは点線になっていて、赤い太い実戦は「当社独自の分析モデルを組み合わせた結果」と書かれています。投資の判断にはこの「当社独自の分析モデル」が使われていることと推測されます。

昨年末にはこんな発信もありました。

ファンド設定のお知らせ

「ドラッカー研究所」が算出する「ドラッカー研究所スコア」を参考としています。

大和アセットマネジメント独自の財務モデル

ドラッカー研究所スコアは企業を評価しており株価を評価するものではないため、αの源泉の一つとして日次で株価を意識した財務分析を行います。当社独自の財務モデルでは財務の「健全性」「収益性」 「成⻑性」に注目した財務項目を用いています。主たる銘柄選定の要因はドラッカー研究所スコアである べきと考えているため、銘柄選定におけるドラッカー研究所スコア要因と財務要因の重み付けはドラッ カー研究所スコア要因:財務スコア要因=3:1としています。

「日次で株価を意識した」という箇所に???と個人的には思ったりします。

イノベーションスコアを算出する構成要素の特性として大企業ほどスコアが高くなる傾向があります。 現在のビッグ・テックへの投資も魅力的ではありますが、資産運用においては将来ビッグ・テックになる 銘柄への⻑期投資がより重要であると考えています。その考えを反映するために、企業規模(時価総額) を中立化したイノベーションスコアを利用しています。

「企業規模(時価総額) を中立化」というのは具体的に?と感じました。

これまでのところの情報発信はなかなか興味深いものがあります。

近く最初の月次レポートが発信されるものと思います。月次レポートに多くの期待を寄せるのは難しいものと思っていますが、「ファンドレター」に注目しておきたいファンドだと思います。

#月次レポート研究所のポッドキャスト  を書き起こしたテキスト版もありますのでぜひご覧ください。


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