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スパークス『厳選投資』ウオッチ #105 (2024年2月末)

アクティブファンド『厳選投資』を毎月買付けています。

『厳選投資』は、スパークス・新・国際優良日本株ファンド

の愛称です。

毎月、定点観測を続けています。コツコツと追加取得していきます。

このファンドの定点観測、バックナンバーは以下からご覧ください。

ちなみに、第1回の記事はこちらです。2015年7月末から定点観測しています。

なお『メガトレンド』は既に全て解約済みです。

こちらの動画。ファンドの特徴が詳しく説明されています。

スパークスさんのnoteは閉鎖されるそうです、残念無念、、、

今後は自社のWebサイトでの発信に重きを置かれるようです。noteという街での出会いの機会を追求されないのはとても残念です。いつかのお帰りを待ってます。



月次レポートのメインは!

今月からメインパートの位置が変わりました。

このページの「運用コメント」タブを押下すると表示されます。

月末時点の数字、数値はこれまでと同じくpdfです。

https://www.sparx.co.jp/mutual/gen_202402.pdf

今回の運用コメントも中身が濃く、かつ、具体的な内容になっています。とても素晴らしい出来栄えだと感じます。

魅力的な企業を「安く買う」ためにもうひとつ重要なのは、一見株価が割高に見えても時には株式市場がまだ注目していないところに目をつけて割安感を見出すことです。株式市場の参加者の多くは、決算短信などで開示されている、会計基準に基づいた利益数値を参考にしています。しかし会計上の利益が企業の本源的価値を必ずしも反映しているわけではありません。財務諸表から得られる情報を自分なりに解釈することで、真の価値を見定められると考えます。

財務諸表から得られる情報を自分なりに解釈する” その具体例がいくつも示されています。ぜひご覧ください。


このファンドの月次レポート、『月次レポート研究所のポッドキャスト』でも取り上げました。過去のレポートに、逸品、秀作がたくさんあります。

数字・データを定点観測

純資産総額・受益権総口数

『厳選投資』は2008年3月に設定されていますが、あまり昔を振り返っても仕方ないので、起点を2014年6月とします。

2月は前月末比で2.4億口減少、ファンドからの資金純流出となりました。

4ヶ月連続の資金純流出です。「利確」行動の解約増ですかね?

上表の通り、数ヶ月(大きな)増加が続いた後に、数ヶ月連続で減少=ファンドからの資金純流出ということが何度も見られる現象です。

前回の流出連続期間は2019年4月から2020年11月にかけて20ヶ月続きました。この際も2020年3月にだけ口数が増加していました。

3月がどうなるか、5ヶ月連続の純流出となってしまうのか、足元の株価、基準価額を見ていると純流出の可能性?一方で、3月にはファンドの決算があります。これまで分配金を払い出してきましたがNISA「成長投資枠」と絡めてどうなるか、も注目されます。個人的にはこれまで通り分配金を払い出すんじゃないか、と予想しています。

ポートフォリオ、上位5社の顔ぶれ

月次レポート からです。

2024年2月末

前月末です。

投資先は増減なし、22社です。

トップ5に #オリックス さんが登場しました。

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