見出し画像

スパークス『華咲く中小型』ウオッチ #46 (2022年11月末)

2019年2月から少額ですが、毎月コツコツと買い足しているファンドです。

ポートフォリオ

投資先数は前月末比 増減なしの59社。
業種別のトップ5のメンバーに変更はありません。

投資行動については

引き続き既保有銘柄の買い増しとともに、株価が上昇し割安感が薄れた銘柄、当初の投資仮説の有効性が 低下したと判断した銘柄の売却を行っています。また、短期業績こそ低調なものの、大規模改装効果や中期的には都市部再開発によ る業態拡張が見込まれる小売企業に新規投資を行っています。

「新規投資」という表現が見られます。11月に新規投資があったということは、同じ数だけ全売却となった投資先があったものと推定されます。「x社に新規投資、y社を全売却」と明瞭に示してくれると良いのですが。

上位10社です。

前月末との比較では1社、入れ替わっています。帝国電機製作所さんは初登場のようです。
帝国電機製作所さんはマザーファンドの第11期(2016年11月〜2017年11月)からの投資先と推測されます。

1年前とは4社、入れ替わっています。

RNはこちらのETFのデータが基になっています。


受益権総口数の推移

ファンドは2007年1月設定と14年以上の歴史があるのですが、そこまで遡るのはしんどいので2017年3月以降です。

52ヶ月連続で、受益権総口数が前月末比減少、つまり、ファンドからの資金純流出となっています。口数が減り続けていて寂しく感じていますが僕はコツコツと買い増していきます。2022年11月は10月末比で0.37億口の減少。
増加に転じるか!?、次回に注目です。

パフォーマンス

ローリングリターン を見てみましょう。

5年です。

ローリングリターン 5年(年率換算)

2017年11月末〜2022年11月末の5年間は、年率4.2%でした。

ここまでのデータ期間数は131。マイナスになった期間は12です。最後にマイナスになったのは2007年12月末〜2017年12月末、以来、5年保有してマイナスになった期間はありません。
中央値は15.7%(前回 16.0%)となっています。

10年です。

ローリングリターン 10年(年率換算)

2012年11月末〜2022年11月末の10年間は、年率17.8%でした。2012年11月末に投資された元本は10年後、5.15倍(分配金は課税されずに再投資を想定)となりました。データの数は71。中央値は18.5%です。

このファンドの定点観測 バックナンバー

これまでの定点観測は下記のリンクからご覧ください。

コツコツ投資 実際のところ、ほか は”有料パート” となります。
ご了承ください。

ここから先は

1,323字 / 18画像

サポート頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://note.com/renny/n/n944cba12dcf5