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コムジェストさんの月次レポートを読む! #21 (2023年1月末)
コムジェスト・アセットマネジメントさんがファンド運営に携わっている3つの #アクティブファンド の月次レポートを読んでみる
コムジェストさんの月次レポートを読む!
前回はこちら。
3つのファンドとは
ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)【愛称:エマージング・セレクト(成長)】
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・世界株式ファンド
3つのファンドの投資先の選別、投資判断を行なっているのが
コムジェスト・アセットマネジメント さんです。
ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)【愛称:エマージング・セレクト(成長)】
2017年10月に設定されたファンドです。
主に新興国の会社に投資しています。
純資産総額、受益権総口数の推移です。
![](https://assets.st-note.com/img/1677888796913-WGMfshcRUS.png)
2023年1月は前月末比で受益権総口数が増加、4ヶ月連続でファンドへの資金純流入となりました。前年同月末比で口数は5%増です。
投資先の概況はこんな推移となっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1677888826260-aT3zJrk4hD.png)
投資先は前月末から増減なし、38社です。
業種別では生活必需品がトップです。
1年前と比べると、ブラジル、香港、メキシコのウエイト増が目立つ一方、インド、中国、韓国のウエイトが減っています。
2023年1月末、ファンドでの比率 上位10社です。
![](https://assets.st-note.com/img/1677888906583-YTrnfBDAyH.png)
前月末との比較では2社が入れ替わりました。
1年前、2022年1月末との比較では3社が入れ替わっています。
2022年10〜12月の四半期レポート by コムジェストさん からです。
・香港証券取引所に新規投資を実施しました。全売却した銘柄はありません。
香港証券取引所 への投資を決めた理由は上記のレポートをご覧ください。
ところで、です。7〜9月のレポートはこうなっていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1677889370464-FfO2KJdKbb.png?width=800)
投資先は 36 です。
上記の投資行動の説明からすると、12月末の投資先は 37 になるはずですが、、
![](https://assets.st-note.com/img/1677889425810-ki0ybtyaLA.png?width=800)
投資先は38となっています。これは一体? こういうところの理由、背景の説明を加えてもらえると嬉しいですね。
パフォーマンス。3年リターンの推移。新興国株式のインデックスファンドと比較してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1677888946589-LKbRIIUgGD.png?width=800)
ここまで0勝28敗となっています。
ファンドの月次レポートです。
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド
2021年3月に設定されたファンドです。
日本の会社が主な投資対象です。
純資産総額・受益権総口数です。
![](https://assets.st-note.com/img/1677889504869-NbVEssJuar.png)
2023年1月は前月末比で受益権総口数が減少、ファンドからの資金純流出となりました。10ヶ月ぶりです。次回は流入に戻ってほしい。
投資先の業種別推移です。
![](https://assets.st-note.com/img/1677889582722-O7HtRBHkOn.png)
2023年1月末の投資先は前月末から増減なし、44社。
業種別でみると、ヘルスケア、素材が順位を上げました。
2023年1月末の上位10社です。
![](https://assets.st-note.com/img/1677889627794-C2mgb1eQto.png)
前月末から3社入れ替わりました。信越化学工業さん、ファナックさん、ダイフクさんが上位10社に。
組入期はマザーファンドの決算期です。2021年12月の決算期が「6」です。
2022年12月で第7期が終わったので現在は第8期ですね。
1年前、2022年1月末との比較では、3社入れ替わっています。
2022年10〜12月の四半期レポート by コムジェストさん からです。
・当四半期に全売却、新規組入れをした企業はありません。
・成長への確信度が低下した企業や株価が上昇した一部企業についてはバリュエーションの観点からポジションの 削減を行い、一方、株価水準が割安な企業、成長への確信度が増した企業については買増しを実施しました。
2022年9月末の投資先 44社から増減なしで 12月末 44社。疑問は特にありません。
こんな記事もつくりました。ご興味あれば。
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・世界株式ファンド
2021年3月に設定されたファンドです。
世界中(日本含む)の会社に投資するファンドです。
純資産総額・受益権総口数です。
![](https://assets.st-note.com/img/1677889993825-maT1spuLsO.png)
こちらは前月末比で受益権総口数が増加、ファンドへの資金純流入となりました。
8ヶ月連続の純流入です。
投資先の推移です。販売用資料も参考にしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1677890016307-cWHAAokMKf.png)
2023年1月末、投資先は前月末から1増、36社。
前月末と比べると一般消費財・サービスと金融の順位が入れ替わりました。
上位10社です。
![](https://assets.st-note.com/img/1677900162088-ELDApv4lAB.png)
2023年1月末、前月末から1社、入れ替わりました。インナ・モンゴル・イーリー・インダストリアル・グループ(内蒙古伊利実業集団) がトップ10に。
1年前、2022年1月末からは4社入れ替わっています。
2022年10〜12月の四半期レポート by コムジェストさん からです。
・当四半期に、3社を全売却し、1社に新規投資を実施ししました。
全売却、新規投資の会社は上記のレポートをご覧ください。
2022年9月末の投資先は37社、12月末の投資先は35社。こちらも疑問ゼロですね。
3つのファンドの投資先の会社を眺めていると好奇心が刺激されます。
来月も楽しみです。
さて、実はこの3本のファンドのうち1本を2022年から毎月コツコツ買い始めました。コツコツ投資 実際のところです。
コツコツ投資 実際のところ
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