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三井住友・中小型株ファンド ウオッチ #43 / フランクリン・テンプルトン・グローバル・プレミア小型株ファンド ウオッチ #47 (2023年6月末)

2023年から 三井住友・中小型株ファンド、フランクリン・テンプルトン・プレミア小型株ファンド この2つのファンドの月次定点観測をまとめています。

2016年から毎月買い足している

三井住友・中小型株ファンド

2019年2月から毎月買い足している

バックナンバーは以下のページからご覧ください。

ポートフォリオから確認してみます。

三井住友・中小型株ファンド

ポートフォリオ、投資先 上位10社

投資先は前月末から3増、95社です。業種別トップ10に順位の変動はありません。

上位10社です。

前月末から4社、入れ替わりました。

前年同月末と比較すると5社が入れ替わっています。

組入期は投資先がファンドに組み入れられた期です。

「11」:~2014年9月
「12」:2014年9月~2015年9月
「13」:2015年9月~2016年9月
「14」:2016年9月~2017年9月
「15」:2017年9月~2018年9月
「16」:2018年9月~2019年9月
「17」:2019年9月~2020年9月
「18」:2020年9月〜2021年9月
「19」:2021年9月〜2022年9月

現在、第20期です。

第11期以前から保有(と推定される)2社がトップ10にあります。

月次レポートでは このコメントにグッときました。

企業価値向上に 本格的に取り組む企業も徐々に増えてくると考えており、その「変化」が期待できるようになった企業に投資していきたいと思います。

期待しています!

受益権総口数の推移

2023年6月は前月末比で受益権総口数増=ファンドへの資金純流入となりました。8ヶ月ぶりの資金純流入です。嬉しい、なんか。

パフォーマンス

ローリングリターン を5年、10年、15年で。

ローリングリターン 5年、10年、15年

5年 データ期間数は178、うちマイナスが51個。中央値は82% (前回 84%←前々回 85%)。5年保有していて▲48%と投資額が半分近くになることもありました(2006年1月末〜2011年1月末)。2008年1月末〜2013年1月末の期間以降、ずっとプラスリターンが続いています。

10年 データ期間数は118、うちマイナスはゼロ。中央値 345%(前回 356%←前々回 357%)。最低値は56%(2006年2月末〜2016年2月末)でした。

15年 データ期間数は58、うちマイナスはゼロ。中央値 284%(前回 284%←前々回 282%)。10年では最低値だった2006年2月末〜2021年2月末、15年保有していると205%ですので、投資額は3倍以上になったことになります。

フランクリン・テンプルトン・グローバル・プレミア小型株ファンド

ポートフォリオ、投資先 上位10社

投資先は前月末から1減、62社。業種別では順位の変動は無し。国別ではフランスが順位を上げました。

上位10社です。

前月末と比べると3社が入れ替わりました。前年同月と比べると入れ替わりは4社です。

昨年12月にファンドは決算を迎えましたので、ファンドは第5期に入っています。

組入期の列の数字はその投資先が組み入れられたと推測される決算期です。

「1」は 2018年12月〜2019年12月
「2」は 2019年12月〜2020年12月
「3」は 2020年12月〜2021年12月
「4」は 2021年12月〜2022年12月

となります。

受益権総口数の推移

2023年6月も前月末比受益権総口数が減少、ファンドからの資金純流出となりました。2021年1月以降 30ヶ月連続です。寂しいですね。

パフォーマンス

ローリングリターン 1年です。

ローリングリターン 1年

2022年6月末〜2023年6月末は +10.7%となり、6期間連続でプラスとなりました。

ポートフォリオの内容は違って(重複している投資先も多いですけど)ますが、ファンドの運営に携わっているRoyce Investment Partners のファンドのパフォーマンスです。

米国”外” International の「プレミア」な小型の会社を主な投資対象にしているファンド:

米国の「プレミア」な小型の会社を主な投資対象にしているファンド:

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