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「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!(2023年6月)

この定点観測の 第1回 は2006年7月末でした。2006年8月末は記事をつくっていないようです。2006年9月末以降は、毎月更新してきましたので、今回が190回目です(推定)。

投資信託への「コツコツ投資」(毎月、毎月、買い足しています)は2003年6月頃から始めた(20年だ〜!)のですが、毎月末の時価を記録し始めたのが2006年4月以降です。記録をつけ始めてからの軌跡が次のグラフになります。

グラフの通り、2023年6月末は過去最大値を更新しました。

(評価額➗投資額)-1 、評価損益(率)の推移を見たのが次のグラフです。

こちらも過去最大値を更新です。

毎月、毎月、保有資産の時価を確かめること について最近感じていることは下記の記事で書きました。お時間あればご覧ください。

端的に言いますと、ここから先の定点観測 は「過去」の話 とご認識ください ということです。繰り返します、「過去」の話です。

では、定点観測です。

6月は、前月末比で評価額が増えました。

おかげさまで投資した元本の総額に対して時価評価(税前)は2.58倍(前月末 2.43倍、前年同期 2.25倍)になっています。

2006年4月末の投資元本を100とすると、2023年6月末の時価は4,119 (前月末:3,853、前年同期:3,319)に達しています。

ということからすると、

冒頭の質問:「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!に対しては

資産形成できている!!!

と答えられます。

なお、ポートフォリオの99%以上を投資信託が占めています。


保有資産の配分

前月末はこうでした。

日本株式が減って先進国株式が増えた。そんな感じです。

FoFのほとんどを占めるファンドのデータを用いて、作成したのが下のグラフです。ただ、かなりアバウトな計算なので、だいたいこんな感じ、という具合にご理解ください。

ご覧の通り、僕のポートフォリオのほとんどが「株式」で占められています。ですから、リスクはかなり大きめです。

これまでの資産配分の経過は下記でご覧になれますので、もしご興味があれば。


パフォーマンス

月次リターンは +6.6%  でした。

月次リターンは過去187個のデータを持っていますが、マイナスになったのは 66回、率にして35.3%。12ヶ月あると、4.23ヶ月がマイナスの月になっていた勘定です。直近12ヶ月では プラスの月 9、マイナスの月 3となっています。

これまでの年毎の推移です。

2022年は2018年以来4年ぶりにマイナスで着地しました。

2023年は6ヶ月終えてプラスとなっています。

引き続き、ガッチリ、コツコツと追加で買い足していきます。

1年リターンの推移です。投資信託の交付目論見書っぽく、直近5年(2018年7月末から2023年6月末)にフォーカスしてグラフをつくってみました。

2022年6月末〜2023年6月末、この1年リターンが +19.6%。

2022年6月、2年2ヶ月ぶりのマイナスとなりましたが、7月、8月とプラス。2022年9月、10月は2ヶ月連続のマイナス。2022年11月は若干のプラス。2022年12月はマイナスに。

2023年は2ヶ月連続でプラスでスタート、3月はマイナスになりましたが、4月、5月、6月はプラス。

この1年リターン、データのある分だけ全部網羅したのがこのグラフです。

2022年6月末〜2023年6月末の+19.68%はこれまでのデータが残る195ヶ月(うちマイナスの月が66)、率としては51番目。プラスの月が129個ですから、プラスの中では上位4割くらいですね。

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保有ファンド毎の評価損益率 など です。

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