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コモンズ30ファンド ウオッチ #6 2023年5月末

コモンズ30ファンド の月次定点観測の第6回です。

前回の定点観測はこちらです。

月次レポートです。

https://www.commons30.jp/pdf/fund30/report202305.pdf

ポートフォリオと上位10社

2023年5月末のポートフォリオ、上位10社です。

「新規組み入れ投資先 なし」とのことですので、2023年5月末の投資先は30社と推測されます。

個々の投資先についてのページ。

「コモンズの視点」が明瞭に示されています。いいですね。

4月末から上位10社のうち2社が入れ替わりました。

上位10社のTOPIXとの重複を見てみました(TOPIXのデータは このETF  を参照しています)。上位10社のTOPIXでのウエイトは6.7%。TOPIX 上位30社に含まれているのが4社、100位までに広げると9社です。

未来コンセプト別のウエイトの推移です。

運用報告動画、最新版です。

こちらの動画では、投資先の1社、日東電工さんについてコメントされています。

月次レポートでは、日東電工さんのほか、ディスコさん、KADOKAWAさんについて「ピック!」されています。

電気自動車や再生エネルギー関連など環境対応に欠かせないパワー半導体(電力の制御や変換を行う半 導体)向けや、最先端半導体開発用途などの需要が業績を牽引しています。

ディスコさん

強い経営メッセージとしてESG経営を中心に据えた事業運営を掲げており、環 境・人類に貢献する事業及び製品の創出ポートフォリオの変革を進めております。カーボンニュートラルな 社会の実現の為に、同社の強みである粘着、剥離、吸着等のコア技術を生かし、地球環境・人類社会になく てはならない存在となり、その価値に見合った経済的リターンを創出し続けることを期待しております。

日東電工さん

取締役会の経営に対する監督機能の強化、監督と執行の明確な分離による経営の透明性向上お よび意思決定の迅速化に向けたガバナンス体制の整備を図ろうとしている

KADOKAWAさん

それぞれの投資先のコメントについて強調されているフレーズです。投資先の株価(市場の評価)に関連したコメントもありますが、事業の内容、業況、未来について説明されているのが特徴です。企業価値の変化を見極めようという姿勢を僕は感じます。

受益権総口数の推移

受益権総口数は、投資信託に資金が流入しているか、流出しているか、を示しています。資金が流入する、継続的に資金が流入している=受益権総口数が継続的に増え続けている投資信託は、その投資家(受益者)からの信頼を継続して得ている、その信頼が深まっていると推測することが出来ます。コモンズ30ファンドの2017年12月末以降の月次の推移です。

2021年3月以降2023年4月まで26ヶ月連続で受益権総口数が前月末比増加、つまり、ファンドへの資金純流入が続いてきましたが、2023年5月は減少となりました。27ヶ月ぶりのファンドからの資金純流出です。

動画でウォルター・スコットさんとのイベントが紹介されていました。

”patient""忍耐強さ”のお話が再び。

パフォーマンス


パフォーマンスについて、ローリングリターンに注目します。

5年、10年です。

ローリングリターン 5年/10年

まとめてみると、こんな感じです。

ウエルスアドバイザーさんのデータです。


バックナンバー

過去の記事は下記のリンク先でも格納しています。


月次の定点観測を始めた理由

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