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三井住友・中小型株ファンド ウオッチ #38 / フランクリン・テンプルトン・グローバル・プレミア小型株ファンド ウオッチ #42 (2023年1月末)

2023年から 三井住友・中小型株ファンド、フランクリン・テンプルトン・プレミア小型株ファンド この2つのファンドの月次定点観測をまとめています。

2016年から毎月買い足している

三井住友・中小型株ファンド

2019年2月から毎月買い足している

バックナンバーは以下のページからご覧ください。


ポートフォリオから確認してみます。

三井住友・中小型株ファンド

ポートフォリオ、投資先 上位10社

投資先は前月末から2社減、94社です。業種別では卸売業と小売業の順位が入れ替わりました。金属製品が上位10業種に。

上位10社です。

前月末から5社が入れ替わりました。

前年同月末と比較すると7社が入れ替わっています。

組入期は投資先がファンドに組み入れられた期です。

「11」:~2014年9月
「12」:2014年9月~2015年9月
「13」:2015年9月~2016年9月
「14」:2016年9月~2017年9月
「15」:2017年9月~2018年9月
「16」:2018年9月~2019年9月
「17」:2019年9月~2020年9月
「18」:2020年9月〜2021年9月
「19」:2021年9月〜2022年9月

現在、第20期です。

第11期以前から保有(と推定される)2社がトップ10にあります。

月次レポートでは

ファンドにとってはフォ ローの風が吹き始めたように感じています。

と述べられています。

受益権総口数の推移

2023年1月は1、前月末比で受益権総口数減=ファンドからの資金純流出となりました。3ヶ月連続です。

パフォーマンス

ローリングリターン を5年、10年、15年で。

ローリングリターン 5年/10年/15年

5年 データ期間数は173、うちマイナスが51個。中央値は89% (前回 90%←前々回 91%)。5年保有していて▲48%と投資額が半分近くになることもありました(2006年1月末〜2011年1月末)。2008年1月末〜2013年1月末の期間以降、ずっとプラスリターンが続いています。

10年 データ期間数は113、うちマイナスはゼロ。中央値 358%(前回 360%←前々回 358%)。最低値は56%(2006年2月末〜2016年2月末)でした。

15年 データ期間数は53、うちマイナスはゼロ。中央値 280%(前回 269%←前々回 269%)。10年では最低値だった2006年2月末〜2021年2月末、15年保有していると205%ですので、投資額は3倍以上になったことになります。

フランクリン・テンプルトン・プレミア小型株ファンド

ポートフォリオ、投資先 上位10社

投資先は前月末から2社増、64社。業種別ではコミュニケーション・サービスと不動産、一般消費財サービスと金融の順位が入れ替わり、国別でも順位の変動がありました。

上位10社です。

前月末と比べると4社が入れ替わりました。昨年12月にファンドは決算を迎えましたので、ファンドは第5期に入っています。

組入期の列の数字はその投資先が組み入れられたと推測される決算期です。

「1」は 2018年12月〜2019年12月
「2」は 2019年12月〜2020年12月
「3」は 2020年12月〜2021年12月
「4」は 2021年12月〜2022年12月

となります。

受益権総口数の推移

2023年1月も前月末比受益権総口数が減少、ファンドからの資金純流出となりました。2021年1月以降 25ヶ月連続です。寂しいですね。

パフォーマンス

ローリングリターン 1年です。

2022年1月末〜2023年1月末は +3.0%となり、2021年7月末〜2022年7月末以降、6期間ぶりのプラスとなりました。

ポートフォリオの内容は違って(重複している投資先も多いですけど)ますが、ファンドの運営に携わっているRoyce Investment Partners のファンドのパフォーマンスです。

米国”外” International の「プレミア」な小型の会社を主な投資対象にしているファンド:

米国の「プレミア」な小型の会社を主な投資対象にしているファンド:

コツコツ投資 実際のところ、投資先をちょこっと眺めてみた は「有料」となります。

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