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コモンズ30ファンド ウオッチ #9 2023年8月末
コモンズ30ファンド の月次定点観測の第9回です。
前回の定点観測はこちらです。
月次レポートです。
https://www.commons30.jp/pdf/fund30/report202308.pdf
ポートフォリオと上位10社
2023年8月末のポートフォリオ、上位10社です。
![](https://assets.st-note.com/img/1694308276232-9yIke9lIQu.png?width=800)
新規組み入れ投資先は #任天堂 さんとのことです。
任天堂は、2009年の運用開始時の最初の組入銘柄でしたが、その後、一旦、売却をしたので再エントリーということになります。今回、改めて同社が目 指す、「娯楽を通じて人々を笑顔にする会社」を再評価しました。
コモンズ30ファンドの第3期運用報告書からです。
![](https://assets.st-note.com/img/1694308544840-RmEyHzkyvX.png?width=800)
ファンドの第3期に保有株式を全て売却していました。第3期というと、2011年1月
〜2012年1月。10年以上の時を経て再び加わった形です。
2023年8月末の投資先は31社です。
個々の投資先についてのページ。
![](https://assets.st-note.com/img/1694308717566-PKksE7vVLK.png?width=800)
「コモンズの視点」が明瞭に示されています。
運用報告動画、最新版です。
こちらの動画では、投資先の1社、#資生堂 さんについてコメントされています。
月次レポートでは、任天堂さん、資生堂さんのほか、#クボタ さんについて「ピック!」されています。
「ピック!」のコメントから:
新規組入の理由は、(1)笑顔を広げられる存在であること、(2)好財務内容のなか、徹底した「任天堂独 自の遊びを提供する」開発姿勢に共感できること、(3)アニメ映画、テーマパーク、マーチャンダイズなど への取り組み強化などにより、同社IPに触れる人口が一段と広がる期待があること、などです。
同社の事業展開国や製品用途によってまだら模様な事業環境となっています。そのような中、コ ロナ禍を経て同社の経営の構えがさらに1段高まったように感じております。需要地生産を推進するための 生産体制の整備、当該諸国での消費者需要や経済動向を見越した適切な販売・在庫コントロール、無人運転 等の次世代農業に寄与する技術進化です。
注目したいのは、決算と同時に発表された日本事業の構造改革です。全社業績としては着実に利 益が出ているものの、日本事業について言えばコア営業損益が赤字である現状に対して、昨年就任した藤原 社長COOは強い危機感を示し、これまでよりも踏み込んだ抜本的な改革に取り組む決意を示しました。
コモンズ投信の皆さんが注視されているポイントが把握できて大いに参考になります。株価ではなく、人や事業、実現される価値について大きな注意が向けられているのを感じます。この点がとても、とても大事なことだと感じます。
メルマガでのコモンズ投信・伊井さんのコメントです。
これに関連して、伊井さんのポストです。
ありがとうございます。その人の力をエンパワーするカルチャーが大切と思っています。
— 伊井 哲朗 Tetsuro Ii (@tetsuroii) September 9, 2023
投資先各社の「メンテナンス」に期待しましょう。
イベントの報告が載せられています
月次レポートでは、 #リンナイ さんとのこどもトラストセミナーが紹介されていました。noteでも発信されています。
えんがおさんとのイベントの様子も。
受益権総口数の推移
受益権総口数は、投資信託に資金が流入しているか、流出しているか、を示しています。資金が流入する、継続的に資金が流入している=受益権総口数が継続的に増え続けている投資信託は、その投資家(受益者)からの信頼を継続して得ている、その信頼が深まっていると推測することが出来ます。コモンズ30ファンドの2017年12月末以降の月次の推移です。
![](https://assets.st-note.com/img/1694309963555-4tqDTZzlsx.png)
2021年3月以降2023年4月まで26ヶ月連続で受益権総口数が前月末比増加、つまり、ファンドへの資金純流入が続いてきましたが、前回2023年5月は減少となりました。27ヶ月ぶりのファンドからの資金純流出でした。
2023年8月は1.9億口の増加でファンドへの資金純流入となりました。
3ヶ月連続の資金純流入です。
バックナンバー
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