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モーニングスターの「国際株式型」分類、運用歴10年以上のファンド (2022年8月末) #70
「国内株式型」と同様、定点観測を続けてきた「国際株式型」版です。
モーニングスターさんのカテゴリーで「国際株式型」とされている、運用実績10年超のファンド。そのパフォーマンスのデータをこれまで5年以上、定点観測してきました。今回の引越で、そのデータの蓄積をさらに活かした振り返りはもちろん、新たな発見、出会いができたらいいな、と考えています。
モーニングスター「国際株式型」
運用実績 10年超のファンド
「国内株式型」と同様、下記のページから「国際株式型」の10年超のファンドを抽出します。
詳しくは こちら をご覧ください。
得られた結果です。
![](https://assets.st-note.com/img/1663479355483-1bvjfDYyHJ.png?width=1200)
「国際株式型」で10年以上の運用実績あるファンドは376本です。
前回 から3増です。「国内株式型」は353本でした。
カテゴリーを「選択なし」にすると、実績10年超のファンドは1,773本でしたので約2割を「国際株式型」が占めています。
検索から得られたデータを並べ替えます。
表示項目を「リターン(長期)」に変えると、ファンドごとの1年、3年、5年、10年のリターンが表示されます。
毎月定点観測するうえで、リターン(長期)のデータをどう使うか考えてみました。
1年リターン、3年リターン、5年リターン、10年リターンそれぞれで順位を出す。毎月本数が変わるので、順位のパーセンタイルを出す。
1年リターン、3年リターン、5年リターン、10年リターンの順位パーセンタイルのAverageが低いファンドが「エライ」ということで順位をつけよう。
実際のイメージは こちら でご確認を。
この方式で5年以上、毎月定点観測してきました。
今回が70回目です。
2022年8月末基準のトップ20
![](https://assets.st-note.com/img/1663479599018-ERFanF9BBP.png)
トップは、
2008年5月に設定されたファンドです。これまで52回登場しました。
前回3位から2つ順位を上げて初のトップ獲得となりました。
最新の月次レポートからです。
![](https://assets.st-note.com/img/1663479892286-hofQuyY94U.png?width=1200)
投資先の数は40社と絞り込まれている感じですね。
前回のトップ20です。
![](https://assets.st-note.com/img/1663479936869-dHMi0IOc3y.png)
前回トップの
今回は2位。次回、首位奪還なるか注目です。
運用実績 20年超のファンド
運用実績が20年を超える「国際株式型」ファンドは
![](https://assets.st-note.com/img/1663480026152-0XWzLtWaBf.png?width=1200)
61本。前回から増減なしです。
20年超のファンドの10年超全体での順位の上位10本です。
![](https://assets.st-note.com/img/1663480043737-TgnTkdMCMA.png)
10年超のトップ20のうち、20年以上の運用実績あるファンドは2本でした。
グローバル株式型 に注目
複数の国、地域の会社を投資対象にしているのが「グローバル株式型」のカテゴリーです。このうち、投資対象に日本を含む、含まないの両方、為替ヘッジなしで抽出した結果がこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1663480065603-ONTS5tU5L9.png?width=1200)
前回から1増、129本です。
こちらは「国際株式型」全体での順位、その直近12ヶ月平均でランキングしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1663480148163-G0iRp9RQsp.png?width=1200)
黄色で塗った5本のファンドが #アクティブファンド です。
直近12ヶ月の平均順位 トップは
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)
2022年8月末基準21位となりましたが、直近12ヶ月の平均順位は 5.5。2位以下を大きくリードしています。
「国内株式型」と「国際株式型」の10年超のファンド数の推移、実は大きく異なっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1663480518395-9touLaiTNC.png)
ご覧の通り、5年前と比べると「国際株式型」のファンドは倍以上になっているのに対して「国内株式型」はほぼ変わっていません。「国内株式型」はファンド期限を迎えたり繰り上げ償還が多い、ということを示しているデータと言えるかもしれません。こうした推移ですので、トップ20への入りやすさを考えると「国際株式型」は5年前に比べると狭き門になったことがわかります。
グローバル株式型について登場回数を36回以上、24回以上、12回以上、でその平均順位で並べ替えています。
直近12ヶ月、直近24ヶ月、直近36ヶ月、全70回の平均順位
この平均順位でのトップ20のリストです。
ここから先は
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