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山の上のパン屋に人が集まるわけ (著・平田はる香さん)

沢山、印象深い問いかけがありました。

「ふつう」とは?

「健やか」とは?

書き留めて記憶に刻んでおきたいと感じた箇所を。

 ちゃんと、「もの」と「ひと」と「自分」に素直に向き合うこと。
 下手くそでもいいから、きちんと目の前にあるもの、目の前にいる人と対話し、コミュニケーションすること。
 そうして使ったお金は、栄養素を運ぶ血液のように、きっと「自分」の中に大切なものを取り込んでくれるはずです。 

「わざわざ」は、その循環をとても意識しています。

208頁

この箇所。株式投資する際の構えとしても通じるものがある。強く感じました。

 そこで買ったものに、その場所の空気や匂い、気温までもが含まれていたこと。楽しい思い出が、その味を何倍もおいしく感じさせていたこと。期待外れであったことも、今では懐かしい思い出になっていること。
 過程が失われた買い物は、ただの「ものの移動」でしかないと気づきました。

215頁

これも僕の今持っている株式投資のパーセプションに通じている、ドンピシャな、芯を捕えた感じです。

人それぞれに「ふつう」も「健やか」も違うもの。

引用した2つの箇所は、僕にとっての「健やか」な株式投資につながっていて、それがごくごく「ふつう」なものとして自然体でいられることをさらに確かなものにしてくれました。


平田さん、この本をつくってくださったチームの皆さん、有難うございました。

ロングセラーになって欲しいです!

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