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スパークス・新・国際優良日本アジア株ファンド(愛称:日本アジア厳選投資) ーアクティブファンドを眺めてみよう #12

アクティブファンドを眺めてみて、そのファンドから

「企業価値を探究しているか?」

そんなオーラが感じられるかをメンバーの皆さんにお尋ねするシリーズの第12回です。

前回はこちらです。

今回眺めてみるのは

スパークス・新・国際優良日本アジア株ファンド(愛称:日本アジア厳選投資)

です。

このファンドの愛称は『日本アジア厳選投資』なので、以降、日本アジア厳選投資と呼びます。

スパークスさんには他にも「厳選投資」「アジア厳選投資」「韓国厳選投資」といった”厳選投資”シリーズを運営されています。

日本の会社に厳選投資する「厳選投資」には長くお世話になっています。

また既にこのシリーズで眺めています。

加えて、実は「アジア厳選投資」にも2021年以降毎月コツコツ買い足しています。今年から月次の定点観測に加える予定です。

「厳選投資」と「アジア厳選投資」のいいとこ取りを目指したのが「日本アジア厳選投資」だと考えられます。


『日本アジア厳選投資』は2018年10月の設定です。去年9月にファンドの第4期を終えました。

この記事をお読みになって「おっ、このファンドは企業価値を探究しているなあ」とどのくらい感じられたか、メンバーの皆さん、有料パートにあるフォームから ご感想をぜひお聞かせください。

受益権総口数

受益権総口数の推移が「企業価値を探究しているか」否かとの関係は直接ありません(個人の考えです)が、ファンドへの受益者の支持を窺うことができるものと考えています。また、コンスタントに口数が増加しているファンドの方が市況にかかわらず「良い会社に投資できる」可能性が高いものと推測しています(個人の考えです)。

「企業価値を探究している」それがしっかり感じられるファンド、そうしたファンドがしっかりとした受益者の支持を得ていれば、相乗効果があるのではないでしょうか。

設定来の月次推移を表にしています。

赤く塗られた月が受益権総口数が前月末比減少となった月。つまり、ファンドから資金が純流出に終わった月です。2021年6月以降19ヶ月連続で資金純流出となっています。2019年6月末には78億口あった受益権は2022年12月末で14億口と2割以下となっています。

パフォーマンス

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