スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド ウオッチ #99 / スパークス『華咲く中小型』ウオッチ #49 (2023年2月末)
2023年、以下の2つのファンドの定点観測を1つの記事にまとめることにしました。
1つ目のファンド「対話の力」は2014年12月、2つ目のファンド「華咲く中小型」は2019年2月からお世話になっているファンドです。
前回の定点観測です。
それでは、投資先、ポートフォリオからチェックしてみます。
投資先・ポートフォリオ
対話の力
投資先数は前月末から増減なしの14社です。
とのことです。
投資先の上位5社です。
メンバー、順位ともに前月末と変動ありません。
1年前、2022年2月末の上位5社です。
MARUWAさん、マックスさんが1年前も上位5社です。
月次レポートの本文では、投資先のSHOEIさんとの対話の内容が詳しく、丁寧に説明されています。
全文をぜひご一読していただきたいのですが、このコメント。
こうした「対話」が為されていること。ぜひ知ってもらいたいです。
m@さんもこの投資信託について記事をつくられていたので、こちらもぜひ。
華咲く中小型
投資先数は前月末比 1増の61社。
業種別のトップ5のメンバー、前月末から変化ありません。
投資行動については
新規投資の部分で サービス企業など
と表現されています。とすると、新規投資は2社以上? 一方で投資先は1増だから全売却が1社はあった?
シンプルに「x社に新規投資、y社を全売却」と明瞭に示してもらえると嬉しいです。
上位10社です。
前月末との比較では1社、入れ替わっています。アウトソーシングさんが上位10社に。僕の記憶が確かならば上位10社に初登場では。
表の右端の列は今月からTOPIXに変更しました。
先月までの右端の列、RN のデータ基のETFが上場廃止となったことによるものです。
https://nextfunds.jp/data/2023/td_230207a.pdf
今月のレポートでは投資先の 前田工繊 さんが詳しく紹介されています。こちらもぜひご覧ください。
受益権総口数の推移
対話の力
2023年2月は前月末比で受益権総口数が減少、ファンドからの資金純流出となりました。3ヶ月連続です。次回は流入に戻ってくれるのを期待です。
華咲く中小型
こちらは前月に続いて大きな動き。前月末比で受益権総口数増加=ファンドからの資金純流入です。2022年12月まで53ヶ月連続で資金純流出だったのが、一転、1月、2月は11億口以上の増加。
この流れが続いていくのか、気になるところです。
パフォーマンス
対話の力
ローリングリターン を見てみましょう。
5年です。
2018年2月末〜2023年2月末、この5年の保有で +21% となりました。
華咲く中小型
5年です。こちらは年率換算しています。
2018年2月末〜2023年2月末の5年間は、年率3.8%でした。
ここまでのデータ期間数は134。マイナスになった期間は12です。最後にマイナスになったのは2007年12月末〜2017年12月末、以来、5年保有してマイナスになった期間はありません。
中央値は15.4%(前回 15.6%)となっています。
10年です。
2013年2月末〜2023年2月末の10年間は、年率15.0%でした。2013年2月末に投資された元本は10年後、4.04倍(分配金は課税されずに再投資を想定)となりました。データの数は74。中央値は年率18.4%です。
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