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スパークス『華咲く中小型』ウオッチ #38 (2022年3月末) (ア眺-2204-10)

2019年2月から少額ですが、毎月コツコツと買い足しているファンドです。

ポートフォリオ

投資先数は前月末比 3社減の59社。

月次レポート。投資行動については

引き続き既保有銘柄への買い増しとともに、株価が上昇し割安感が薄れた銘柄、当初の 投資仮説から実態が乖離したと判断した銘柄の売却を行っています。また、半導体不足やコロナ禍を背景とし た業績の停滞により市場期待値が低下しているものの、着実な案件獲得やストック事業の蓄積が見込まれる医療関連銘柄などに新規投資を行っています。

https://www.sparx.co.jp/mutual/uploads/pdf/hana.pdf

医療関連の会社に投資したとのことです。

その会社の投資判断については次のように述べられています。

コロナ関連特需剥落や半導体不足によ る納期遅延という短期業績の悪化懸念から、株価及び市場からの期待値は大きく調整している状況にあります。 当ファンドは同社の中長期における事業成長確度と現状の株価水準とを踏まえ、投資の好機と判断し投資に至りました。

どんな会社なのでしょう、興味がそそられます。

足元の投資行動について。

年初から株式市場の調整が進む中で、当ファンドはいくつかの銘柄に新規投資を行っています。急速に進展するインフレを背景に資源関連銘柄の株価が上昇し、当ファンドにとって厳しい環境ではありますが、むしろ新たな投資の好機と捉えています。

上位10社です。

前月末との比較では2社、入れ替わっています。
#アルバック  さん、 #住友ベークライト  さんがカムバックです。

RNはこちらのETFのデータが基になっています。

受益権総口数の推移

ファンドは2007年1月設定と14年以上の歴史があるのですが、そこまで遡るのはしんどいので2017年3月以降です。

受益権総口数 推移

44ヶ月連続で、受益権総口数が前月末比減少、つまり、ファンドからの資金純流出となっています。僕はコツコツと買い増していきます。

パフォーマンス

ローリングリターン を見てみましょう。

5年です。

ローリングリターン 5年(年率換算)

2017年3月末〜2022年3月末の5年間は、年率9.0%でした。

ここまでのデータ期間数は123。マイナスになった期間は12です。最後にマイナスになったのは2007年12月末〜2017年12月末、以来、5年保有してマイナスになった期間はありません。中央値は17.7%(前回 19.0%)となっています。

10年です。

ローリングリターン 10年(年率換算)

2012年3月末〜2022年3月末の10年間は、年率17.6%でした。2012年3月末に投資された元本は10年後、5.05倍(分配金は課税されずに再投資を想定)となりました。

このファンドの定点観測 バックナンバー

これまでの定点観測は下記のリンクからご覧ください。


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このファンドの最新の決算を眺めてみました。

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