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スパークス・アセット・マネジメントの月次レポートを読んで #30 (2022年10月末版)

スパークス・アセット・マネジメントさんの運営するファンドの月次レポートを読んでみる定点観測です。

スパークスさんのnoteの記事です。

このように毎月の月次レポートをまとめた記事をつくられているところから、月次レポートに取り組まれている姿勢の一端が感じられます。
ファンドそれぞれの報告、発信から「ここをもっと自分で調べてみたいな」と感じさせてくれる”学び”のきっかけがあるように思います。

各ファンドの投資先の会社を紹介している箇所を重点的にピックアップされていますが、その説明の中で株価(市場の評価、価格)についてのコメントが非常に少ないのが特徴的です。投資先の会社の「企業価値」の観点で説明されています。

企業価値を探究する、探究しているファンド だと感じます。

この姿勢に関心を寄せ、支持する投資家が一人でもふえて欲しいと願っています。
しかし、、、上記のまとめの記事につけられた❤️は僕の付けたものを含めて2つのみ、、、

スパークスさんの記事をお読みになって何かしらの発見、学びを得た方は、❤️を贈りませんか。記事をつくっている人の励みになるのではないでしょうか。

スパークス・ジャパン・オープン (愛称:キョウソウの架け橋)

2022年10月末基準の月次レポートでは、「人材」についてファンドの考え方が示されています。このファンドのマネジャー、清水さんがnoteで再編集した記事をつくられています。

人口が減り続ける中で、現在はむしろ労働不足の懸念が高まるようになっています。

これはほぼ間違い無いものと僕も思います。事業活動、価値の実現のプロセスでこの前提をどのように織り込み、ボトルネックを解消していくか、非常に重要になってくるように思います。

スパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド (愛称:ライジング・サン)

投資先の #MARUWA  さんが紹介されています。

月次レポートでのコメントです。

エレクトロニクス・産業用セラミック部品の開発製 造販売や照明事業を行っています。収益性の高いセラミック部品の前期の用途別構成比率は、情報通信49%、車載21%、半導体 16%、産業機器15%となっています。同社の強みは強度と放熱性の高いセラミック製品を開発製造できる技術力にあります。この技術 力が評価され、ここ数年は情報通信・半導体向けセラミック製品が業績を牽引してきました。

MARUWA さんといえば・・・スパークスさんの様々なファンドで組入上位となっている投資先です。

ライジング・サン(2022年10月末)
対話の力 (2022年10月末)
少数精鋭

スパークス・少数精鋭・日本株ファンド

投資先の #東洋炭素  さんが紹介されています。

次回も気合の入ったレポートを読めたらいいな。期待しています!

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