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IR note マガジンを読んでアムロな気分を味わえました

「期待をしながら、陸で待っている船主、それが株主です」
株主とは「陸で待つ船主」

ESG投資で激変! 2030年 会社員の未来 (著・市川祐子さん) 63頁

株主の箇所、投資家と読み替えることもできるか、と思います。

IR向上委員会 5月「IRにおけるSNS活用術」 の書き起こしを読みました。

noteさんの株主の一人としても興味を掻き立てられるテーマです。

書き起こしの中から「これは!」という箇所をピックアップしてみます。

”IRとは「Investor Relations」の略です。つまり、投資家との関係性を構築していく営みを指しています。”

スピーカーの重松さんのコメントです。関係性とは、お互いを正しく理解、認識することから始まり、それを積み重ねて築いていくものだと思います。

相手についての理解を深めつつ、自分の会社のこともわかってもらうというコミュニケーション

https://finance.logmi.jp/378245#s7

SNSを活用したIR活動を通じて、会社のこと、事業のことを熱心に調べている、強い関心を寄せている個人投資家の存在を認識した、と重松さんはおっしゃっています。

良いエクイティストーリーをしっかり作って認知度が高まれば、将来の期待やPERの向上につながっていくのではないかということ

https://finance.logmi.jp/378245#s8

ベストセラーになっている『CFO思考 日本企業最大の「欠落」とその処方箋(著・徳成旨亮さん)』を紹介している記事でこんなデータが示されていました。

 日本企業については、2004年の須田一幸氏(当時・早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授)による研究が有名です。1995年度から2000年度の「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」によるランキングと資本コストの関係を検証し、IR評価が各セクターで3位以内の企業は4位以下の企業に比して約0.5%、1位の企業は4位以下より約0.8%、それぞれ資本コストが低いとの分析結果が報告されています

資本コストが低下すれば、株価上昇に向かいます。またIRのしっかりとしたコミュニケーションは、??となる過大な評価を避ける可能性も高まると思います。

どれだけ見られているのかを調べると、あまり見られておらず愕然とします。そのため、少しでも多くの人に読んでいただきたいという想いが根っこにあります。SNSもそうですが、みんなで心血を注いで作った資料を1人でも多くの人に見てもらいたいという気持ちです。

https://finance.logmi.jp/378245#s9

後藤さんのコメント。多大な時間と労力が投じられたIR資料、あまり見られていないことも多いようです。投資が所期の成果をつくりだせていない、と作り手側が感じることも多いということですね。

この後、twitterの活用事例が4つ紹介されています。ぜひ書き起こしをご覧ください。挑戦が成果を生んでいることを感じます。

noteでIR の活用事例も3つ紹介されていました。

  1. 決算資料解説

  2. 会社説明資料解説

  3. 自社サービスのメリット・ニーズの解説

noteで発信して欲しい情報は?

この対話に注目です。

鹿島:個人投資家の方は、社長や幹部、一般の従業員も含めて、「どのような人が運営している会社なんだろう?」ということを知りたがりますよね。投資家ミーティングで実際にそのような声を聞きますので、このようなところもコンテンツとして出てくるとおもしろいと思います。

後藤:文章そのものにキャラクターが出ますよね。

重松:出ますね。

後藤:「なんかいい人そうだな」「お堅めな人なのかな」といった人柄が文章ににじみ出るため、そこに着目してもおもしろいですよね。

重松:適時開示では、キャラクターは出せないですからね。

後藤:出しにくいと思います。

重松:そのような意味でも、「note」はおもしろいと思います。適時開示でキャラクターを出している方がいると、「おっ、攻めたな」と思いますからね。

https://finance.logmi.jp/378245#s22

昨日、グラッドキューブさんがnoteに発信された記事です。

面接官から聞かれたことが「パンチパーマあてられるか?ゴルフできるか?麻雀できるか?」の3つ。即答でイエスと答えたことで採用されます。

この記事、まさに「おっ、攻めたな」ですよね。創業者の金島さんの「どこから来たのか」が、それが企業文化にどう表れているのか、が伝えようとする記事だと感じました。

グラッドキューブ CIRO(Chief IR Officer)の財部さんのツイートです。

自由曲」。

IRマガジンに期待したいのは「自由曲」です。

僕の記事で書いた、「自由曲」を憶えていてくださってそれが昨日の記事につながっていたような感じです。

こんなうれしいことはない

久々にアムロな気持ちになれました笑

「あなたはどこから来たのか?」は、創業の経緯、沿革に当たります。この重要性を強く感じています。”Why"に該当するものだからです。パーパスとも言えるでしょう。

https://note.com/renny/n/n61e1a2452ada

noteさんの有価証券報告書からです。

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS05592/fe61dd13/88ae/41cf/b775/bf8e18178a4b/S100Q2DD.pdf

あっさりしていますよね。

もちろん、会社のWebサイトでも語られていたりはします。個人的に一番印象深いページはこちらです。会社のWebサイトだけではもったいない、そう思います。そこに「noteでIR」の一つの、というか、大きな可能性があると思っています。

”だから船がちゃんと目的地に向かい、転覆しないよう航海しているのか知りたい”

ふたたび、市川祐子さんの ESG投資で激変! 2030年 会社員の未来 です。

社外の株主は、陸で待っているのです。だから船がちゃんと目的地に向かい、転覆しないよう航海しているのか知りたいんですよ。

IRってここに行き着くのかもしれません。もちろん、なぜその船は航海に出るのかに相当する「あなたはどこから来たのか」”Why” 創業の経緯、沿革、これまで、も知りたいです。

IR note マガジンにそんな記事がたくさん増えると嬉しい。それがきっかけで多くの人に元気がうまれることもある、そんなことも妄想してしまいます。


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