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モーニングスターの「国内株式型」分類、運用歴10年以上のファンド (2023年1月末) #76

2016年10月末基準から続けている、この定点観測。2022年3月から #note に引っ越しました。前回の記事です。

今回が76回目。7年目に突入しています!

モーニングスターさんのカテゴリーで「国内株式型」とされている、運用実績10年超のファンド。そのパフォーマンスのデータをこれまで6年以上、定点観測してきました。

どんな方法、どんな枠組で定点観測しているか、はこちらをご覧ください。

モーニングスター「国内株式型」 
運用実績 10年超のファンド

この詳細条件の選択で抽出した結果が以下です。

「国内株式型」で運用実績のあるファンドは352本です。
前回 の定点観測からの増減なしです。
カテゴリーを「選択なし」にすると、実績10年超のファンドは1,786本でしたので約2割を「国内株式型」が占めています。

1年リターン、3年リターン、5年リターン、10年リターンそれぞれで順位を出す。毎月本数が変わるので、順位のパーセンタイルを出す。
1年リターン、3年リターン、5年リターン、10年リターンの順位パーセンタイルのAverageが低いファンドが「エライ」ということで順位をつけよう。

この方式で76回続けてきました。初回は2016年10月末でした。6年前。

2023年1月末基準のトップ20

トップは、

DIAM 新興市場日本株ファンド

でした。

2017年11月末基準で初登場したこのファンド。初登場でいきなり4位。2018年5月末基準で初のトップを獲得。その後2019年5月末基準まで21ヶ月連続でトップ20入り。その間、9回もトップを獲得しました。2018年7月末基準から11月末基準まで5ヶ月連続のトップでした。2019年8月末基準で初のトップ20入り圏外に。2019年9月末基準では82位までポジションを落としますが、2020年4月末基準、4位でトップ20にカムバック。翌5月末基準で1年ぶりにトップに。そこから2021年4月末基準まで12ヶ月連続でトップを維持しました。その後2回ほどトップ20圏外となり2021年11月末基準で10位。

2021年12月末基準で37位 トップ20圏外になるとそれが13ヶ月連続します。2022年12月末基準は24位でしたが、そこから一気にゴボウ抜きで今回、トップに立ちました。22回目のトップ獲得です。定点観測の対象となっているのが63回ですから3回に1回以上の頻度でトップになっています、スゴい。

2023年1月末のポートフォリオはこんな感じになっているようです。

トップ20に戻りましょう。

トップ20のうち
「大型」 が 3本、「中型」が2本、「小型」が15本 となっています。

2022年12月末基準のトップ20は

「大型」 が 14本、「中型」が5本、「小型」が1本

でしたから大きな変動が起きましたね。

前回のトップ20です。

通貨選択型をだいぶ追い出せた感じ。次回が注目されます。

ちなみに、

日経225連動型上場投資信託 】はAverage 35.37%で 80位(←89位)、

TOPIX連動型上場投資信託 】はAverage 40.13%で 108位(←111位)

となっています。

運用実績 20年超のファンド

運用実績が20年を超える「国内株式型」ファンドは

前回から1増です。

20年超のファンドの全体(10年超の352本)での順位のトップ10です。

10年超でトップ20のファンドのうち、7本が20年超の実績を持っていることになります。

日経225連動型上場投資信託 】は 32位/191

TOPIX連動型上場投資信託 】は 47位/191

となっています。

2023年1月末 50位まで (10年超)

21位から50位まで、です。

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