モーニングスターの「国内株式型」分類、運用歴10年以上のファンド （2022年12月末） #75
2016年10月末基準から続けている、この定点観測。2022年3月から #note に引っ越しました。前回の記事です。
今回が75回目。7年目に突入しています！
モーニングスターさんのカテゴリーで「国内株式型」とされている、運用実績10年超のファンド。そのパフォーマンスのデータをこれまで6年以上、定点観測してきました。
どんな方法、どんな枠組で定点観測しているか、はこちらをご覧ください。
モーニングスター「国内株式型」
運用実績 10年超のファンド
この詳細条件の選択で抽出した結果が以下です。
「国内株式型」で運用実績のあるファンドは352本です。
前回 の定点観測からの増減なしです。
カテゴリーを「選択なし」にすると、実績10年超のファンドは1,776本でしたので約2割を「国内株式型」が占めています。
1年リターン、3年リターン、5年リターン、10年リターンそれぞれで順位を出す。毎月本数が変わるので、順位のパーセンタイルを出す。
1年リターン、3年リターン、5年リターン、10年リターンの順位パーセンタイルのAverageが低いファンドが「エライ」ということで順位をつけよう。
この方式で75回続けてきました。初回は2016年10月末でした。6年前。
2022年12月末基準のトップ20
トップは、
ＮＥＸＴ ＦＵＮＤＳ 商社・卸売（ＴＯＰＩＸ－１７）上場投信 （1629）
でした。
2018年3月末基準で初登場したこのファンド。2018年12月末基準で初のトップ20入りしています。その後2022年1月末基準以降、トップ20入りを続けて今回が初のトップ獲得となりました。
2022年12月末のポートフォリオはこんな感じになっているようです。
トップ20のうち
「大型」 が 14本、「中型」が5本、「小型」が1本 となっています。
ちなみに、
【 日経225連動型上場投資信託 】はAverage 35.58%で 89位（←67位）、
【 TOPIX連動型上場投資信託 】はAverage 39.84%で 111位（←122位）
となっています。
運用実績 20年超のファンド
運用実績が20年を超える「国内株式型」ファンドは
前回から増減なしです。
20年超のファンドの全体（10年超の352本）での順位のトップ10です。
10年超でトップ20のファンドのうち、5本が20年超の実績を持っていることになります。
【 日経225連動型上場投資信託 】は 37位/190
【 TOPIX連動型上場投資信託 】は 48位/190
となっています。
2022年12月末 50位まで （10年超）
21位から50位まで、です。
最初にご紹介した通り、運用実績10年超のファンドは352本ですから、50位でも上位14％以内です。まずまず立派な成績です。
加えて、この352本の中にはインデックスファンドが90本含まれています。その一大集団が真ん中あたりに集中しています。ですから、良い成績のファンドはより良い順位、悪い成績のファンドはより悪い順位になるものと考えています。
前回比 順位変動が大きかったファンド
順位を最も大きく上げたのが
(NEXT FUNDS)小売上場投信 『愛称：NF・小売(TPX17)ETF』
でした。2022年11月末 274位から136位へ順位を上げました。
順位を落とした方です。
順位を最も大きく下げたのが
トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド
でした。前回も順位を最も大きく下げたファンドとしてとりあげました。
2022年11月末 181位から296位へ順位を落としました。
過去75回のデータから
過去の75回での平均順位のトップ30というのをお示ししてみます。
75回すべてで定点観測の対象となっていたファンドは242本ありました。
その242本の75回分の平均順位のトップ30 ほかは「有料」パートになります。実績5年超のアクティブファンドのデータ等を載せています。
さらに今回から「あのファンドの順位の推移を教えて！」のリクエストを
受け付けます。
ここから先は
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