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前言撤回を恐れると成長できないと思う話

私は自分が間違っていたと判断したらすぐに前言撤回をするという人間だ。 
過去にどれだけ強く信じていたものだとしても、「なんか違うな」と思ったらすぐに手放す。執着がない。

私は岡本太郎の「過去の自分を殺していく」という言葉がとても好きだ。

そう、過去の自分というのは思い出にひたったり、思いを馳せるものではなく殺していくものなのだ。

過去の自分を否定するということは、今の自分はいい方向に前進・成長しているということだ。

私はデザイナーになる以前はアパレルで起業をしていたのだが、今考えると「なんであんなことしたんだろう」とか「ビジネスセンスゼロかよ」みたいなことを沢山してきた。全然上手くいかなくて悔しさの山を積み重ねてきた。

しかしその当時は、それが自分の中で正しい選択肢であると思い込んで信じて疑わなかった。

そんな愚かな自分を克服すべく、今も前言撤回を繰り返している。

前言撤回を恐れず次々と自分が変化していく様は、まるで生物の脱皮に似ている。自分の中で古くなった考え方や行動はどんどんとアップデートしていくべきだ。自分に付着したアカをとっていくのだ。

しかも、自分に加えて時代もどんどん変化している。

時代がどんどん変化しているのに、変にプライドをもって「昔あんなこと言ってしまったし今さら撤回できないよなあ、、」なんて思っている場合ではない。

自分が間違っていたらすぐに謝罪して、次の瞬間新しい自分に生まれ変わるべきだ。

前言撤回を恥じてはいけない。
前言撤回を恐れてはいけない。

そう自分に言い聞かせて今日も前進している。

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