【ハイパーラプスをやってみた】
※すみません、noteに動画を載せられなかったのでこちらでは見られません。Facebookにて投稿しました。よかったら覗いてみてください。
全くの趣味の範囲でのことなのですが、映像制作に片足を突っ込んでしまいました。綺麗なオスロの様子を動きを持って記録しておきたいなと思ってのことです。
そこで最近トライしているハイパーラプスという撮影方法について書いてみます。自分のためのメモとして書き留めておきます。
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▼ハイパーラプスとは
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「ハイパーラプス」を知っている方はおそらく少ないと思うので、そこから説明します。ラプスはlapseなので、「時間の経過を記録したもの」であることがわかる。
それでラプスと聞くと、「タイムラプスなら知ってる」って人もいるかと思います(タイムラプスはiPhoneでも撮影可能)。ニュアンスはハイパーラプスもタイムラプスも長めの時間軸で撮影した写真を繋げてギュッと圧縮する。だからうわぁ〜〜って言いたくなるようなスピード感のある映像になります。
厳密には撮影方法は違うのですが、原理は同じです(どっちも撮影に時間がかかる)。というか、僕はタイプラプスが動いたものがハイパーラプスという認識をしています。
#ハイパーラプスはパラパラマンガに近い
違うのは撮影方法。
タイプラプスは”動画”撮影モードで「タイムラプス」機能に設定してボタンを押すだけで撮れます。
一方で、ハイパーラプスは”写真”撮影をしながら作っていきます。ポイントは、軸にする対象物(点)を決めてそこをブラさずに撮ること。その軸に沿って動きがつくという流れです。
例えば、今回僕が撮ってみたヴィーゲラン公園であれば、軸は中央のポールのような彫刻。ここを軸にしてぐるっと一周撮ったので、なんとなくコンパスの方に動いて見えると思います。
だいたい300枚くらい撮って繋げると10秒くらいのハイパーラプスができるようです。
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▼今日のは成功か?失敗か?
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今日載せているのは、初めてやってみて繋げた試作品なのですが、失敗作です。これは250枚くらいの写真を繋げたのですが、ぎゅーーーと圧縮して4.5秒にしました。ガタガタしてしまっているので、スムーズに動いているように見えませんね。
ただ正確には成功だと思っていて、なぜなら見かけは失敗でも「ここを改善すればもっと良くなる」というデータが取れたからです。
初めての試みだったのですが、次は多分うまくいきます。
・中心にするポールをグリットに沿って撮れていなかった。
→ポールのタテの線をグリット(撮影画面に出てくるタテヨコ(ナナメ)の線)の線と重ねて取ればよかったと思います。
・撮る間隔をもっと詰める。
→先ほどの通り、ハイパーラプスは自分で動きながら一枚一枚根気よく撮っていく撮影方法です。一枚撮っては半歩動いて撮るみたいな。なので、撮る間隔が思ってた以上に大事だということがわかりました。
・ハイパーラプス向きの対象物がある?
→これはただの憶測です。ハイパーラプスは撮影開始前に自分がどうやって移動しながら撮るのはルートを決めておく必要があります。その点、例えば、東京駅のあの駅舎を遠くから近くに撮っていくと綺麗に撮れると思います。今回の場合、「円」なので、正直難しかったんですよね。「円」の軌道を自分の頭に描かなきゃいけないので。ハイパーラプス向きの被写体もあるのかなと思いました(グリット線に合わせてたぶん四角い建物が取りやすいと思う)。
この3つをもっと意識すればもっとスムーズかつ綺麗に撮れそうな気がします。
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