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【えっ!?という反応の必要性】

何か新しくこれをやる!という時に、「驚かす」ということが1つポイントになっていると思っています。

時々家族と連絡を取っているのですが、今日はzoomで話しました。一昨日引っ越したので、今住んでいる家の様子だったり、東京の様子を聞いたりしました。

絵の話になって、僕は「コペンで個展をする!」と言いました。今、やろうと準備をしているところです。時間はかかるのですが、きっとやります。

大学院生として北欧へ戻ってきてぼんやり将来のことを考えるのですが、個展をやりたいなと去年の秋口から思い始めました(大きいことをやりたい!)。僕がよくやる「先にゴールに旗を立てる」です。

それで、何で個展をしたらいいんだろうと思って最初は写真を考えていました。でも、写真で何かを伝えるって難しいなあと悩んでいたんですね。リアルを記録する装置なので、カメラのクオリティー云々よりもその人の視点が求められる。それでいて、僕はむちゃくちゃ良いカメラで撮っているわけではない。
#ファインダー越しの私の世界

そこで、最近になって絵に目をつけるようになりました。表現の幅に際限がないので、伝えたいことがあった時に伝えやすいと思うんですね。だから爆速で上手くなる必要があるということで、毎日鉛筆を握っています。

話は戻して、家族に「個展をやる!」と言った時の反応が面白かったんです。「えっ!?」ですね。この「えっ!?」には色んな意味が含意(僕の妄想ですが)されていて、「無理でしょ」だったり「どうやって?」「その絵のクオリティーで?」。とかくネガティブな意味合いの方が強いと思うんですね。家族以外にも何人かにこのことを話したのですが、多くの場合(遠回しにも)「えっ!?」という感じの微妙な雰囲気がめちゃくちゃ好きなんです。

新しくコトを始める当たって「えっ!?」とか「無理でしょ」と言われるくらいが良いと思っています。何かわからないことや理解できないことを聞いた時、だいたい「えっ!?」「それってどゆこと?」と言うと思います。つまり、これをやる!って言った時に「えっ!?」と言われるということはその人の常識(理解)の範囲内を逸脱しているということになります。

逆に言えば、「えっ!?」と言われないということは受け手の常識の範囲内にあるということです。その人の腑に落ちていることをやってもあまり面白くないなあと僕は思ってしまいます。

例えば、僕がデンマークでバイトする!と言ったとしても驚かないと思います。それはすでにワーホリなんかで働いている人はいるし、バイトなんて日本では珍しい存在ではないから。一方、デンマークで個展をする!と言った時に、身近にそんな人がいないので常識外に分類されます。だから驚かれるということですね。そしてもっと言えば、その過程がめちゃくちゃ面白いと思っていて、最初は無理だろと思っていた人も僕の絵が上達するにつれて「あれ?もしかしたら、、?」となると思います。

スポーツで置き換えてみても全く同じで、圧勝の試合を見ても面白くないですよね。バスケットボールでいえば、2点差という僅差の試合はそれがたとえ中学レベルであっても見てて面白いと思うんですよね。答え(結果)がわからないからです。

その辺の中学生とレブロン・ジェームズが1on1をしても面白くありません。レブロンが勝つに”決まっている”からです。レブロン・ジェームズとマイケル・ジョーダンだったら面白いと思います。全盛期同士で勝負をしたら全世界が釘付けになると思います。

そんな感じで、笑われるくらいがちょうどいいんだろうなあと思う最近です。

※これまで話してきた僕の身近な人で僕に対して嘲笑するような人はいないのですが、内心そう思ってもらった方が僕も燃えるという話です。

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