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『トイストーリーから学ぶ「お前が必要なんだ」 』


図書館に足繁く通うようになって、行っては大体映画コーナーをチラ見します。時々児童コーナーにも行ってディズニーやジブリがあるか確認したりもしています。

たまたま一昨日くらいに行った時に、トイストーリー4があって(確か去年の夏映画上映したばっか?)「これは観なきゃ!」と思って秒で借りました。とは行っても、トイストーリーのあらすじを結構忘れていたので、もう一回思い出そうと1と2(あいにく3だけなかった)も借りました。

そんな訳でトイストーリー(1)を観直してみました。何と言っても、内容が素晴らしい!!ちっちゃい頃に見たのとではやっぱり違くて、今だからこそ感じられることを少し書いてみようと思います。

映像面で言えば、おもちゃ目線での描写が多くて、そう言えばこの視点ってあんまりないなと思いました。ディズニー映画は動物の物語(ちなみにライオンキングの実写化版もついでに借りている)が多くて、人間社会をわかりやすく動物や本来なら喋らないものたちに置き換えるのが上手いなと重ます。

気づいたことといえば、キャラクターによってツヤ感が全然違う。わかりやすかったのが、ウッディーとドレスを着たピンクのやつ(名前なんていうんだろ)。ピンクのやつの方が見るからにツヤ感が強めでどことなく高級感が感じられる。

あとは、緑の兵隊みたいなやつ(語彙力なくてすみません)。プラモデルとかで、パーツを切り分けた時のどうしても残ってしまう突起のような部分が兵隊たちにはありました。きっと緑の兵隊たちは安物なんだと思います。そういえばバズ・ライトイヤーは台湾製だった。おもちゃの市場と何か関係あるのかな?

そんな訳で、おもちゃの描写がかなり精巧でそれほどにおもちゃ愛の強い人たちが作ったんだなと思います。さすがピクサー。

さて。
本題の「お前が居ていいんだ」ということについて。

アンディーにとって一番のおもちゃはウッディーだった訳ですが、誕生日パーティーを機にバズがやってくる。気づけばアンディーはバズの虜に。おもちゃの世界では遊んでもらってなんぼなんでしょうね。

自分の居場所を奪われたかのように感じたウッディーはバズに嫉妬する。一方バズは、どういうわけか自分がおもちゃであることにすら気づいていなくて、世界を悪から守るスペースレンジャーなんだと本気で思っている。

が、テレビのCMでバズが売られている衝撃映像を見て、自分の無力さと不甲斐なさにようやく気づく(ここでMade in Taiwanが出てくる)。「お前はお・も・ちゃ、なんだよ!」と以前からウッディーに言われ続けていたことがようやくわかりすっかり落ち込むバズ。

そんなバズに対してかけたウッディーのセリフがこちら:
(*だいぶ文脈飛ばしてます)

ウッディー(W) : Being a toy is α lot better than being α space ranger.
バズ(B) : Yeah, right.
(W) : No, it is. Look, over in that house is a kid who thinks you are the greatest. And it’s not because you’re a space ranger. It’s because you’re a toy. You’re his toy.
(B) : But why would Andy want me?
(W) : Why would Andy want you? Look at you! You’re a Buzz Lightyear. Any other toy would give up his moving parts just to be you. You’ve got wings. You glow in the dark. You talk! Your helmet does that whoosh thing. You are a cool toy. As a matter of fact, you’re too cool. I mean, what chance does a toy like me have against a Buzz Lightyear action figure? All I can do is .. “There’s a snake in my boots(ウッディーから発する音)” Why would Andy ever want to play with me when he’s got you?

この言葉を聞いたバズはハッとした表情をして、足の裏を見ます。そこには「ANDY」の文字が。ここでようやく自分を必要とする人がいることに気づくバズ。

世界を守る必要なんてない。そんな大義名分を持つよりも、自分を必要だと思ってくれる人をハッピーできる方がずっと尊い。

少し大袈裟ではありますが、個人的にはここが最大のクライマックスで、トイストーリーから学んだことです。

どこか僕たちは、上を見がちで、大きな目標を縛られているような気がする。

世界を守る必要なんてないし、
みんなから好かれる必要なんてない。


「お前が居ていいんだ」
「あなたが必要なの」

そんな風に思ってもらえることがどんなに尊いことなのか。そしてそんな人を笑顔するできることに不どれだけ価値のあることなのか。

あまりにも有名なトイストーリーの挿入歌、結論はここに出てました。

You’ve got a friend in me.
(きみはともだち)

今週も1週間頑張りましょう。素敵な1日を!!

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