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【甘えたがり男子向け】その女性へのリード、やらない方がマシですよ

『男性だって女性に甘えたいし頼りたいよね!』

甘えたがり男子専門コーチ/恋活婚活アドバイザー/レンタル彼女PREMIUM店長&指導教員/小説家の中村千花(@chika_rkt)です。

『男なんだから女性をリードするのは当たり前』
『楽しいデートプランを考えられて当り前』
『気の利いた会話ができて当り前』

恋活や婚活をしていると、必ずと言っていいほど、そんな言葉が耳に入って来ませんか?

『女性をリードできる男性になる』ことができないと、スタート地点にすら立たせてもらえないんですね。

『リードが大変なら、女性に任せちゃいましょう!』なんて言っている恋愛教材を、私はいまだかつて見たことがありません。

もちろん、言っていることは間違いではないんですよ。

女性を難なくリードすることができる男性には、すぐにお相手が現れるとは思います。

けれども、そのリードができない(したくない)から、大半の男性は苦労しているんですよね。

『リードができない俺って、男としておかしいんじゃないか?』

なんて、悩まなくても大丈夫です。

そつなく女性をリードできる男性なんて、ほんの一握りしかいませんから。

男性の多くはあなたと一緒で、『女性をリードするなんて面倒』『リードできるもんならしてみたいけれど、難しいなぁ』って考えているんです。

実際に私がコーチングさせていただいたお客様にも、『リードって難しい』『でも、男だからリードしなきゃ』って思い込んでいる男性がいました。

でもね、頭では『リードしよう』『リードしなきゃ』と思っているのに、残念ながらできないんです。

そりゃあそうでしょう。

30年以上生きてきた男性が、今までやった事のないことをさせようとする方が無理があるってものですよ。

それなので、婚活をしている30代の彼の評判は、リードができるというよりも『押しつけがましい』『一方的』『ワンマン』という印象しか残らないという結果になってしまいました。

頑張ったのにね……。

そこで挫けてしまって私を頼りにしてくださったのですが、『リードとは思ってもらえないリードとはどんなものなのか』気になったので、婚活で会っている女性とのデートを再現してもらいました。

ね、当然、気になりますよね?

本人に許可を得て発表します!

デート当日。

お茶をしようということで、お店の予約は男性がしていてくれたのですが、待ち合わせした場所から15分ほど歩く(しかも上り坂)お店でした。

知らない所に連れて行かれるのも不安なので、「どんなお店なの?」「どこにあるの?」とメッセージしていたのですが、「絶対に気に入るから、当日のお楽しみだよ」としか返ってきませんでした。

確かに人気のあるお店なのでしょうが、店内には高校生や中学生の若い女性(学生)しかおらず、大人の男女のカップルは浮いてしまっています。

どういうお店なのかというと、そこはチーズ専門店で、レインボーカラーのピザやスイーツが食べられるインスタ映えを狙ったお店でした。

はい、これが30代の男性との初デートだったら、お断りされても仕方ないかなと思ってしまいます。

このデート内容でも、二人が元々お友達同士だったら何も問題ないんですよ。

でも、初対面でこうだと、面と向かってお話をする前に『うーん、違うな』と思われかねないですよね。

彼は彼なりに慣れないながらも一生懸命考えて、『流行の店』をチョイスしてくれたのでしょう。

でも、駅からも遠く、チーズという好みの別れる専門店に初対面の相手を連れて行くという時点で『相手を思いやれない人』のラベルを貼られてしまうんですね。

それで、『押しつけがましい』『一方的』『ワンマン』という印象になってしまったんです。

男性からしたら、女性を喜ばせようとして一生懸命に情報収集したんでしょうが、そんな風に思われてしまうのにはちゃんと訳があります。

それは『そこに女性側の意見がない』からなんです

男性としては『ハウツー本に人気の店に行けと書いてあった』から、人気のお店に行っただけなんですが(人気のお店の方向性が間違っていたけど……)、それに倣うのはこれほどまでにダメだとは思っていないことでしょう。

とても真面目な方なので、『デートは全部男が決めて、全部男がリードする』と思い込みすぎていたんですね。

『駅から遠くて歩かせ過ぎないだろうか』とか『ヒールで歩けるのはせいぜい10分位だろう』とか『チーズは嫌いじゃないかな?』とか『インスタ映えに興味あるかな?』とか『話のし易さを優先した方がいいか』とか、デートに相手をちゃんと想定できていれば、このお店を選ばなかったでしょうね。

相手のことを考えられないリードだったら、なにもしない方がマシです。

もうお分かりでしょうか?

男性のリードが相手に響くようになるなんて、相当研鑽を積まないと難しいんです。

そんなことよりも男性はカッコつけず「あなたの好きなお店でいいよ」と女性にお話をして、「流行りの店は分からないから連れて行って」と言えば済むだけのお話。

甘えている?

そんなことはありません。

女性からしたら自分の好きなお店に行けるって、なんだか自分を尊重してもらえているみたいで、それだけでも嬉しいものです。

はい、これが『甘えたがり男子』の本領です。

とはいえ、この一言が出てこないから恋愛が上手くいかないんですよね。

あなたのキャラに合った恋愛の進め方をお教えしますので、困っている人がいましたらご連絡ください。

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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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