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「やりたいことがわからない」という時に試すこと。

主旨

実はこの2段階だけ、大切にしています。

①「実はほとんどの『やりたい』は、経験したことがないので『やってみたい』という段階。
②「『やってみたい』を『やりたい』にするために、『今すぐにできるけど、やったことがないこと』を試してみる」

たった、これだけのこと。
しかし、これが大きな一歩なのだと考えています。

老いも若いも「やりたいこと」がわからない

高校生、大学生、転職希望者など、いろいろな立場で就活をする方々の支援に関わってきました。

実体験として驚いたのは、10代から60代の方々まで同じ悩みを抱えておらえることです。
それは……

「自分がやりたいことがわからない」

私も10代の頃は大人になっていけば、やりたいことが明確になり、そこに邁進しているものだと勝手に思い込んでいたように思います。しかし、実際になってみると、全然そんなことはない。

むしろ、余計に生き迷っているかも……。

迷いの渦中で考え続けていると苦しいだけなので、その渦から少しでも逃れるために、有効だと仮説していることがあります。

それは植松努さんが仰る

やったことがないことをやる
https://ameblo.jp/nyg1t10/entry-12492435838.html

というもの。

たしかに「やったことがないけれど、一度やってみたいこと」を書き出すと、意外と出てきます。

でも、やったことがないことって億劫だよね……

しかし、私のように根がぐうたらな人間にとっては、いきなりその世界の飛び込むのはハードルが高い……。
そこで、これでもかというくらいハードルを下げます。自分のような人間には、以下のような問いがちょうどよかったりします。

「自分が一切のリスクを感じずに試せることは?」

ほんの少しでも対象に興味を持っていて、しかも、見ているだけではなくて「何か」を試してみたいというだけで、とても大切な感覚だと思うのです。

例えば……
・心理学に興味を持ったら、本屋さんで興味の赴くままに一冊買ってみる。
・お金というコストが気になるなら、図書館で一冊でいいから借りて読んでみる。
・読むのがしんどければ、ネットで関連しそうな動画を見てみる。
・無料のオンラインセミナーを探して、参加してみる。聞いてみるだけでもいい。

今や当たり前になっているスマホという道具があるだけで、できることは実はたくさんあるものですね。
自分が試したことがないだけで。

いきなり本丸の「やってみたい」そのものにはたどり着けません。
しかし、今すぐにできることを少しずつ試してみると、徐々に「やってみたい」が「やりたい」という実感を伴っていくような気がしています。

この「実感」が私にとっては、とても重要なんです。

noteに記事を書くのも「やったことないこと」

現在進行形でこの記事も「やってみたいこと」をようやく試し始めました。
この実験が何を生むのかはわかりませんが、自分の変化を観察していきたいと思っています。

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