【台湾・建築旅】象設計集団の宜蘭市庁舎(宜蘭縣政大樓)への行き方
こんにちは。
この記事は象設計集団が設計した、宜蘭市庁舎に行ったレポートと、行き方の紹介を目的としています。
ずっと行きたかったのですが、まず、探してもあまり情報が出てこない。
そもそも建物が現役なのかわからない。
かなり不安だったので、記事を作りました。
結論を言うと、建物はめちゃくちゃ現役で、見どころが多く本当に行ってよかったです。
あと、建物がある宜蘭は地方都市といった感じで、親しみやすく、また親切な人が多い印象。旅にぴったりな街でした。
本題の前に…
以下の記事は2023年7月末の平日の15時ごろ訪れた際の情報です。休日に訪れる場合、市庁舎ですので空いていない可能性があることをお伝えしておきます。
また、私は特に見学許可を取ることもなくパタパタ館内を散歩しておりましたが、廊下などの誰でも入れる公共スペースがかなり多く、十分豊かな空間体験がありました。
許可がいる場所や私物があって入ってはいけなそうなところに立ち入っていません。
また、同じところを何往復かしていたら何か困っていますか?と職員の方に聞かれたのですが、建物を見にきましたと言うと役場の方は「アーなるほどね〜」、というような反応で特に注意はされませんでした。
(もし何か問題があるようでしたらnoteにご連絡ください。→Twitter@pyrite106)
iPhoneしか手持ちがなかったため画像が粗いです。
追:以下に並ぶ画像は資料としてなど、自由に使ってもらって大丈夫です。
行き方
この記事で紹介する流れは
行き
①台北車站 →
②市庁舎駅(bannan line)→
③市府轉運站(バスターミナル)15番(駅直結)→
④宜蘭バスターミナル→
⑤宜蘭市庁舎(タクシーで)
帰り
①宜蘭市庁舎(バスで) →
②宜蘭駅→
③宜蘭バスターミナル→
④台北車站
になります。
行き
行き①
まず、台北駅のbannan lineの改札に向かいます。
MRT台北駅、ブルーが目印です。
台北駅は複雑です。わからない場合人に聞くのが良いと思います。ちなみに、台北のバスステーションから宜蘭に行くバスは出ていません。
(私はここで結構苦戦しました。たまたま台北駅を道案内をして回ることを趣味にしている謎の親子に出会い助けられましたが…。)
行き②③
市庁舎駅のホームにバスターミナルに直結する出口が書いてあります。それに従って出口を出ると、いきなり台湾版阪急百貨店が現れます。
奥に向かうと15番乗り場があるのでそこで待ちましょう。10分から15分おきに電車はあるようです。料金は140元でした。
支払いは悠遊卡(ヨーヨーカー)で払えます
また、バスの番号は1571番でした。
行き④
バスターミナルに着いたら右手の駐車場にタクシー乗り場がありましたので、そのまま乗って行くことができます。
私は荷物を預けるため宜蘭駅まで行き、改札前のロッカーを利用して、ロータリーに泊まっているタクシーを利用しました。バスターミナルは駅の裏側にあるので、駅を挟んだ向こう側に行く必要がありました。
その際、改札にいる駅員さんに伝えて、通行チケット(レシートみたいなやつ)をもらう必要があります。
行き⑤
タクシーの運転手さんにGoogleマップを見せます。
私の時は170元でした。
あと、宜蘭では残念ながらUberは使えません。駅前が一番タクシーを捕まえやすいと思います。
↓↓↓↓↓
着いた!!!
帰り
帰り①
帰りはタクシー乗り場がある訳ではないのでバスに乗る場合結構大変です。
まず近くのファミマの前にあるバス停に行きます。
来るバスの中から、宜蘭駅に行くものに乗ります。乗る時は、座って待っていても通過されてしまうので、道路の際に立ってタクシーを呼ぶ時みたいにアピールする必要があります。
ちなみに、タクシーを呼びたい場合、配車アプリ以外に、コンビニでも呼ぶ方法もあるそうです。
個人的には宜蘭で降りず、國立宜蘭大学があるあたりで降りてぶらぶらしながら帰るのがおすすめです。また、夕方なら駅から見て右手側のエリアにある東門観光夜市によるのもおすすめです。
帰り②
宜蘭駅に着いたらバスターミナルに向かいます。要領は行きと同じです。
その後、行き降りたところの近くにあるチケットセンターで台北駅行きのチケットを買います。
そのまま乗ったら到着です。
(事前に様子を知りたい人のための)フォトギャラリー
一つの建物とは思えないぐらい、いろんな写真が撮れした。象設計の図面集、「空間に恋して」からは分からなかったところも沢山あり、感動しました。
装飾が効いていて、宮殿のような、集合住宅のような、日本にはない不思議でファンシーな雰囲気をまとっていながら、象設計らしさも随所に感じられます。
また、ビオトープも含めると相当広く、さらに2棟ある上に、平面からは異なるグリッドから成る建物の複合体ような印象をうけます。言うなれば名護市庁舎のフルバージョンという感じの大ボリュームでかなり満足感がありました。
写真ではなかなか伝わらない複雑な空間でした。全然違う性質の場所があちこち繋がっているのに、それでも迷子にはなりにくい程度に分かりやすい作りになっていて本当に不思議な空間です。
あと、タイルやナミナミ型のアーチなど、随所にキュートな装飾があり歩いていて楽しいです。
職員さんの私物があちこちに溢れ出ているのも含めてとても魅力的で、建築を見るのが好きな人にはかなりおすすめできます!
オマケ!(宜蘭駅周辺で美味しかったグルメ)
宜蘭駅に限らずですが、朝・昼・夜ご飯の時間以外に行くと空いているお店が少ないので注意が必要です。あと、宜蘭はネギが有名らしい。
・宜蘭駅からすぐ。つゆだくの小籠包!
8つで100元でした。今までで一番美味しい小籠包で感動しました。
・85°の塩紅茶
・葱油餅
葱油餅で検索すると随所に見つかります。夜市の屋台にもありました。熱々で美味しい!
ネギは宜蘭の特産だそうです。
・ベーカリーのパイナップルケーキ
また行く機会があったら追加します!
良い旅を!
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