自己紹介「幸せに生きるって何?」
はじめまして。ささきりつこです。
これまで保育園の運営会社で、人事・採用の仕事をメインにしてきました。
保育士、栄養士、調理師、看護師、学童スタッフ、本社スタッフ…などなど対象は様々です。
ひとことで「採用担当」といっても、なにぶん何も整ってない状態で入社したので、すべて手探りでつくりあげなければならない。
ほんとうに、なんでもかんでもやりました。
求人出し、面接からクロージングまで、入社手続き、泊まりがけの新卒研修やフォローアップ、大学営業、エージェントとの関係構築、なぜかベトナムでの採用活動、イベント企画、パンフレット作成、コピーライティング、動画編集…などなど。
また、会社の研修プログラムで、北欧のフィンランドにホームステイもしました。
ここではそんな仕事の話も書いていきたいなと思います。
まずはプロフィール
″アソビゴコロ″を胸に
祖父母と両親、弟の6人家族で育ちました。建築士の祖父と、教員の両親。これだけ聞くとお堅い感じがしますが、まったく押さえつけられることもなく、のびのび、自由すぎるくらい自由に育ちました。
家族曰く、生まれた時から好奇心旺盛、意志が強く、目の離せない子だったそうです。
(母はいまだに、「あんたは親の言うことなんか絶対に聞かないからねぇ」と言います)
夜泣きも激しく、全く寝ない私に両親は手を焼いたそうで、一縷の望みを託した「このお灸を据えればどんな子でも夜泣きがなくなる」というお灸さえ効かず、
「こんな子は初めてだ」と驚かれた、という逸話もあります。
子どもの頃から、自分が見聞きしたものから、さらに妄想をふくらませ、言葉や絵にかいて表現することが大好きでした。
弟が生まれた後は、毎週末一緒に、好きな音楽をかけ、家族の寝室(和室)に特設ステージを設置。アイドルさながらの歌とダンスを家族に披露していました。舞台演出としては、かなりクオリティの高いものを行なっていたという自負があります。
弟がどんな気持ちで付き合っていたのか、彼の気持ちは定かではありません。
そんな姿を見た家族は「あんたはユニークだ」とよく言っていたものでした。
だからなのか、大人になっても心のどこかで大切にしてきたのは「アソビゴコロ」。
いやだなーとな、かなしいなーとか、ふあんだなーとか、なんなんだよーと思った時、アソビゴコロはいつも助けてくれます。
仕事との出会いは偶然に
2023年の4月までは都内にある保育園の運営会社で人事の仕事をしていました。
もともとは前職のお客さん、もっといえば、出会いは一本のテレアポ電話でした。たまたま私にあてがわれたリストの中に、当時設立4年目の前職の会社がリストとしてありました。
奇跡的に社長のアポがとれ、気づいたら入社していたという経緯です。(入社して半年足らずの転職でした)
人生って、何が起きるかわかりません。
そして気がつくと、社員数は20倍の4000名になり、在籍中に2回、上場も経験しました。
人生って、何が起きるかわかりません。
非公式ですが、周りからは、保育士さんを面接した数では日本一、いや、ギネス記録なのではないかとよく言われます(笑)
たしかに、これほど施設数が増えた会社は他にないでしょうから、あながち間違っていないのかもしれません。
とにかく、その過程でたくさんの人に会い、いろんなことを感じたので、そんなこともここに書けたらなと思っています。
幸せに生きるってなにか
わたしは2020年9月に、父を亡くしました。
90歳を過ぎても祖父母が健在であるわたしにとっては、はじめての肉親との別れでした。
コロナが流行り始めた2020年の4月。
突然の余命宣告の後に、その半年後、本当に父は旅立っていきました。「人生には終わりが来るんだ」という当たり前のことを、肌で理解した出来事でした。
「幸せに生きるね」
これが最期に病院で、たった一つだけ、父への約束として伝えたことでした。感じたものをとっさに伝えて出た言葉でした。
葬儀もおわり落ち着いた中で、「幸せに生きるってなんだろう」と、ずっと考えるようになりました。
特に現状に大きな不満も不安もない。充実もしているし、素敵な人もまわりにいる。
今も幸せだ。
それでもどこか、走り抜けてきた日々の中で、置いてきてしまった何かがあるようにも感じました。
「自分を生きたと心から言いたい」
心の奥にあった、そんな想いを、日に日に自覚するようになりました。
自分を活かして、感じきって、さいごをむかえたい。
それは悲痛な叫びではなく、自分に期待をするような、ささやかな希望に満ちた、あたたかなものでした。
人事担当としての経験、出会った面白い人たちのことはもちろんのこと、
自分が感じたあたたかい気持ちや、悩んだこと、悲しんだことさえも、その経験から来る言葉が誰かのなにかに繋がればいいな。
そんな思いから、noteを書こうと決めました。
どこへ向かうかわかりませんが、
ゆるりと、アソビゴコロをもって、
綴っていきたいと思います。
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